睡眠不足で日本のGDPの約3%、約15兆円が失われている 生産性低下の影響 米ランド研究所

Topics 2017年01月06日(金)

睡眠不足で日本のGDPの約3%、約15兆円が失われている 生産性低下の影響 米ランド研究所

睡眠不足15兆

睡眠不足は死亡リスクを上昇させ、仕事の生産性を低下させるとされてきましたが、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の2.92%にあたる1,380億ドル(約15兆9,638億円=2017年1月4日現在)に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが、米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究で分かりました。同研究所が2016年11月に発表しました。

 

各国の睡眠不足による損失はGDPの1~2%程度

研究結果によると、米国の睡眠不足を原因とした経済的損失は年間4,111億ドル(GDPの2.28%)、ドイツは600億ドル(GDPの1.56%)、英国は500億ドル(GDPの1.86%)、カナダは214億ドル(GDPの1.35%)。

 

睡眠が6時間未満だと死亡リスクも13%高い

同研究所は、OECD加盟5か国(日、米、英、独、加)の睡眠時間などのデータをモデル解析し、ひと晩に平均6時間未満しか眠っていない人の死亡リスクは7時間以上眠っている人より13%も高く、その結果として各国のGDPの最大約3%が失われていることを突き止めました。逆に、国民の睡眠時間が増えれば数十億ドルの経済効果があることになります。

 

ストレスと忙しさで睡眠不足の人は増えている

一方、7時間の睡眠を取っていない人々の割合は年々増加しています。このことは、現代のライフスタイル、つまりストレスに加え、アルコール、タバコ、運動不足、スマートフォンやパソコンなど電子機器の使い過ぎなどと関係しているとしています。睡眠は人々の健康と生産性には不可欠です。睡眠が足りなければ、健康だけでなく、学校や仕事にも影響します。

 

米国政府は「睡眠不足は公衆健康問題」と宣言

米疾病対策センター(CDC)は、米国の成人の3分の1以上が慢性的な睡眠不足に陥っており、このため、睡眠不足は公衆健康問題であると宣言しています。

 

出典:
米ランド研究所のプレスリリース
http://www.rand.org/pubs/research_reports/RR1791.html

 

Photo by m01229

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

眠くなってから床につく方がよいのはなぜでしょうか?

正解はこちら

快眠キュレーターが厳選!!「快眠グッズ」

たった5分!即効性抜群の快眠ストレッチ
整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
Nelture
ネムジム食堂