不眠症とかかわりが深いのは○○県!?不眠症治療にみられる県民性

Medical 2016年10月06日(木)

不眠症とかかわりが深いのは○○県!?不眠症治療にみられる県民性

不眠症とかかわりが深いのは○○県!?

何かと話題になる県民性。眠りについても、地域ごとの特徴や県民性があるのでしょうか。MSD株式会社は、不眠症状がある、もしくは不眠症治療薬の服用経験がある40歳以上の男女9,400名を対象に全国で調査を行い、47都道府県別の不眠症治療に関する意識と実態を明らかにしました。果たして地域ごとの特色はあったのでしょうか?

治療薬服用者が多いのは鹿児島県

まず、不眠症の疑いのある人の割合からみていきましょう。疑いがあるかどうかの判定は、不眠症判定の国際基準である「アテネ不眠尺度」に基づいています。

「不眠症の疑いあり」の割合が最も多かったのは、東京都で45.6%。2位は愛媛県の43.6%、3位は徳島県で43.1%でした。反対に「疑いあり」の下位1位、つまり最も不眠症人口が少ない都道府県は山口県で36.2%、次に北海道(36.3%)、青森県(36.6%)でした。

では、不眠症治療薬の服用についてはどのような結果が出たのでしょうか?治療薬服用者が最も多いのは鹿児島県で9.5%、次いで宮崎県(9.4%)、愛媛県(9.0%)となりました。逆に少ないのは、岩手県(5.4%)、栃木県(5.5%)、群馬県(5.7%)の順でした。

服用期間が長いのは石川県

治療薬の服用期間についてはどうでしょうか。調査対象者の中で、継続して治療薬を服用している人のうち、服用期間が3年以上と比較的長期間に及んでいる人の割合は、全国平均で56.2%でした。不眠症状を改善するために、多くの人が長期間治療を続けていることがわかります。

都道府県別にみると、服用期間が3年以上の人が最も多いのは石川県で、その割合は70.0%。次いで埼玉県・愛媛県が68.0%で続いています。一方、最も少なかったのは富山県で、38.3%でした。次に長野県(42.0%)、さらに宮崎県・福井県・千葉県(各44.0%)という結果でした。最上位の石川県と最下位の富山県では30%以上の開きがあるので、大きな差があるといえるでしょう。

いずれの項目も上位に顔を出す愛媛県

これらの結果からは、不眠症と不眠症治療薬の服用について、地域ごとに特徴的な傾向があるとまでははっきりといえませんでした。ただし、この調査の3項目について、いずれも上位3位以内に入っている唯一の都道府県がありました。それは愛媛県。どうしてなのか理由は定かではありませんが、不眠症の疑いがある人が多く、治療薬を服用している人、また服用期間が長期化している人も多いという結果になりました。

この調査では、都道府県別の不眠症の実態以外に、不眠症治療薬服用者に対して、服用することに対する不安についても質問しています。それによると、服用者は、「薬の服用をやめると、また眠れなくなってしまう(68.9%)」、「薬に依存してしまう(63.5%)」、「薬の服用をやめると、日常生活に影響が出てしまう(60.2%)」といった不安を抱えながら服用を続けていることが明らかになりました。

ひょっとしたら、愛媛県の人は服用をやめることに対する不安が、他の都道府県の人よりもちょっぴり強いという県民性があるのかもしれませんね。

photo by Andrew Roberts

参考:
MSD株式会社 プレスリリース 全国47都道府県調査「不眠症治療に関する意識と実態」

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