不眠を防ぐにはどうする? 熊本市職員のアンケートから考える

Medical 2016年09月19日(月)

不眠を防ぐにはどうする? 熊本市職員のアンケートから考える

熊本地震

毎日、よく眠れていますか? 睡眠は不思議なもので、昨日まではよく眠れていたのに、急に眠れなくなったということが起こるものです。その原因はさまざまですが、地震などの天災も考えられます。今回は今年4月に発生した熊本地震と、それが及ぼす影響と不眠の関係についても、熊本市職員へのアンケート結果から考えていきたいと思います。

あなたの不眠の原因は?

不眠の原因には、さまざまなものがあるといわれています。
簡単に1つに絞れないところが不眠改善の難しさでもありますが、まずは原因を見極めることが健康な生活を取り戻すための第一歩です。どんな原因が考えられるのか、見てみましょう。

最も多く聞かれるのは、「体内時計の乱れ」と「過剰なストレス」です。寝る時間と起きる時間が毎日バラバラになってしまっている人は体内時計が正常に働いていない可能性があります。

そうなると、当たり前のように夜に寝るということがだんだんできなくなってきます。その結果、「眠れない」と悩むようになり、不眠という負のスパイラルに陥ってしまう可能性があるのです。

ストレスを溜めすぎることもよくありません。「会社が辛い」などの悩みがあると、翌日のことを考え過ぎて眠れなくなります。運動など、上手なストレス発散を心掛けるようにしましょう。

熊本地震の影響は?

毎日規則正しく心安らかに過ごしていても、突然不眠になることはあります。「天災」はその原因になるものの1つです。

4月に発生した熊本地震の影響と不眠の関係を見ていきましょう。日本は地震大国と呼ばれているので、あなたにとっても決して“他人事”ではありません。

市職員の半数が不眠に

5月上旬から6月上旬の約1カ月間で、熊本市は地震対応にあたっている市職員を対象に心身への影響などのアンケート調査を行いました。

その結果、回答した市職員4,000人のうち、およそ半数が余震などの不安から「寝付けない」「途中で目覚めてしまう」などの不眠を経験していることが明らかになりました。

やはり地震の影響は大きく、専門家は「自身も被災者である市職員が震災対応にあたっている。心身への負担が復興のブレーキになる可能性もある」と警鐘を鳴らしています。

地震大国の日本では常に防災準備を

地震などの天災は人間の力では防ぎようがないものですが、対策をとれば不眠を防ぐことはできるかもしれません。

たとえば、地震に備えて準備を万全にしておくこと。「いつ大きな地震がくるんだろう…」とただ怯えているよりも、できる限りのシミュレーションをして防災グッズを揃えておくだけでも、心は少し落ち着くものです。

大切なのは物質的な準備だけではありません。家族や友人などと密に連絡をとっておき、非常事態が起きた場合の対応も決めておくとよいでしょう。

眠れなくても横になること

実際に大きな地震を経験された方は、今も不安な日々を過ごされているのではないでしょうか。でも、眠れないからといって、動き回るることはやめたほうがよいでしょう。

起きて何かをしていると体力はどんどん消耗してしまいます。たとえ熟睡できなくても、布団やソファに横になっているだけで体は休まるということを覚えておいてください。

必要なときに体力を使えるように、休んで体力をチャージすることを心掛けましょう。

現代人特有の不眠の原因

現代人特有の不眠の原因があるといわれています。

それは「ネット依存」です。インターネットでは24時間無休状態で情報が発信され続けているので、ずっと見ていると時間の感覚がわからなくなることがありますよね。
これが冒頭で紹介した体内時計の乱れに繋がり、不眠を引き起こす可能性があります。

特に若年層を中心にネット依存による不眠が広がっているといわれているので、各家庭でルールを決めるなどの対策をとるべきでしょう。

また、コンピュータやスマホを見続けていると、ブルーライトが脳を覚醒状態にするため、不眠になることがあります。ベッドに入ってもスマホを見ていると、「さぁ寝よう」と部屋の電気を消しても、すぐには眠れなくなってしまうので注意しましょう。

photo by acworks

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