色覚異常のある人も見やすい目覚まし時計が開発された!

Goods 2016年07月13日(水)

色覚異常のある人も見やすい目覚まし時計が開発された!

目覚まし時計

目覚まし時計に、ちゃんと起こしてもらっていますか? 中には設定時間を間違えて、とんでもない時間にアラームが鳴った、という経験をお持ちの人もいるのではないでしょうか。じつはこの悩み、色覚異常のある人にとっては笑い事ではありません。そんな悩みを解消すべく、色覚障害者のための目覚まし時計が発売されたのだとか。

JRや消防署で使われる目覚まし時計

現在、目覚まし時計は実体のある時計タイプだけでなく、スマホアプリなどもあり、数えきれないほど存在します。

最近は動くタイプや光で起こすタイプのものが出ていて、選ぶ楽しさがありますよね。

ちなみに、みなさんが使っている目覚まし時計はどのくらいのお値段ですか? 無料アプリという人も多いと思います。高い価格のものを使っている人でも、せいぜい数万円ではないでしょうか。

ここでちょっとした豆知識です。世の中には、約10万円もする目覚まし時計があるのをご存知ですか?

その名は「やすらぎ100」。これはJRや消防署などで使用されている定刻起床装置で、体の下に空気袋を入れて寝ます。設定した時間になると、袋に空気が送り込まれて、必然的に起きてしまうというもの。

どうしても朝起きられない方は、出世のために10万円投資してみては?

色覚障害者にも見やすい目覚まし時計って?

他にもちょっと変わった目覚まし時計は存在します。

紹介するのは色覚障害者に優しい目覚まし時計。一体どのようなものなのでしょうか?

色覚異常とは?

そもそも色覚異常とは何か、というところから説明しましょう。

現在、日本に色覚異常で悩んでいる人は約300万人、世界では2億人存在すると言われています。色覚異常は簡単に言えば、特定の色を識別する能力が乏しい状態を指します。

健常者には明確に「違う」とわかる2つの色も、色覚異常がある人には、その違いを判別することが困難という症状があります。間違えやすい色の組み合わせは、赤と緑、青と紫、茶と緑などです。

実生活では、信号の色がわかりにくい、色分けのあるバスや電車の路線図が読みづらい、交通標識が目に入ってこないといった難点があります。

赤と黒の針は判別しづらい

針タイプの時計を見て正確な時刻を読み取る場合も、色覚障害者にとっては困難なケースがあります。たとえば、時刻を示す針が全て「黒」で、目覚ましをセッティングする針が「赤」だった場合。

健常者はこれを全く別の色として判別することができます。しかし、色覚障害者には赤が黒っぽく見えるため、目覚ましのセッティングでミスをするというケースが、多数報告されていたそうです。

無印良品が開発した目覚まし時計

そこで無印良品が開発したのが、目覚ましをセッティングする針を「黄色」にした時計です。

黄色と黒は色覚障害者も判別しやすいため、「見分けがつくようになってうれしい」といった声が販売サイトには寄せられているのだとか。

ちなみに余談ですが、今から4年後の2020年に東京オリンピックがあります。その際、世界に2億人いる色覚障害者の人達が、バスや電車の移動で迷わないように、判別しやすい色での表示が進められているそうです。

これぞ、本当の「おもてなしの心」ですよね。

コーヒー好きにはコレ!

最後は、最新の“変わり種”目覚まし時計を紹介しましょう。

まだ発売はされていないものの、現在クラウドファンディングで資金を募集しているのが、コーヒーメーカーと連動した目覚まし時計「Barisieur」です。

この目覚まし時計の使用方法は、寝る前に起きる時間と水、コーヒーの粉をセットするだけ。設定時刻になると、勝手にお湯が沸き、ドリップでコーヒーを入れてくれるという優れものです。

コーヒー好きな人にはこれ、たまりませんよね。寝惚けた頭でも、大好きなコーヒーの香りが漂ってくれば、それだけで気持ちよく目を覚ませるというもの。

もちろん朝に限らず、15時にコーヒーが入るようにセッティングしておくことも可能。アラームも鳴り、おやつの時間が自動的にわかる、というわけです。

photo by acworks

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