寝すぎで不眠症になる!? 寝てもだるさが解消しない人は注意

Medical 2016年06月23日(木)

寝すぎで不眠症になる!? 寝てもだるさが解消しない人は注意

寝すぎで不眠症になる

眠れない不眠症と寝すぎる過眠症。これを正反対の睡眠障害のように考える人も多いと思いますが、じつはコインの裏表のようにセットになることがあるそうです。どちらも正常の状態からかけ離れているので全くの別物と思いきや、併発する可能性もあるのだとか。今回は「寝すぎで不眠症になる」という噂を調査します。

睡眠時間には個人差がある

疲れが溜まっているときはいくら寝ても眠気がとれないいものですよね。

ちなみに、みなさんは何時間眠れば頭と体がスッキリしますか? 必要とする睡眠時間には個人差があるものですが、年齢別の睡眠時間の目安というものは存在します。

生まれたばかりの赤ちゃんの頃は14時間以上必要としていた睡眠も、成人以降は7~9時間程度にまで減ります。これは睡眠も体と同様に老化して、熟睡できる時間が減ることに比例しています。

社会人の方などは、だいたいこの目安である7~9時間に収まっているのではないでしょうか。ただ、中にはこの時間では足りない人やこんなに眠る必要がないという人も存在します。

今回、注目したいのは前者の「寝すぎる人達」です。なんでも寝すぎて不眠症になることがあるそうです。それは一体どういうことなのでしょうか?

不眠症の実態と解消法

不眠症という言葉を聞くと、毎晩眠れずに困っている人をイメージしますよね。その実態を覗いてみましょう。

概日リズム睡眠障害って?

睡眠障害の1つに「概日リズム睡眠障害」というものがあります。これはその名の通り、体内時計による一定のリズムが狂うことで睡眠の時間がずれたり、寝付けなくなったりする症状を指します。

体内時計は朝起きて光を浴びるとリセットされて、1日のリズムを刻みはじめますが、起床時間がバラバラだったり、寝すぎたりすると一定のリズムを刻めなくなり、概日リズム睡眠障害になることがありると言います。

その結果、不眠症に繋がるケースもあると言われています。

過眠症の場合も

寝すぎる状態が続いている人は、過眠症の可能性も考えられます。過眠症には、日中に強烈な睡魔に襲われるナルコレプシーや目が覚めた後も眠気が続く特発性過眠症などがあります。

過眠症には睡眠不足や不眠症が原因になって引き起こされるものがあると言われているので、正反対の睡眠障害と捉えられがちの過眠症と不眠症ですが、じつは連鎖的に発症する可能性があるそうです。

つまり、寝すぎている状態も眠れない状態も体にとっては正常な状態ではないということ。「何かおかしいな」と異変を感じたら、早めに医師に相談するようにしましょう。

まずはリズムを一定にしてみよう!

寝すぎや不眠で体調を崩している方がすぐできる改善法は「寝る時間と起きる時間を固定すること」です。まずは、生活リズムを一定にすることからはじめましょう。

これだけでも睡眠の質は高まると言われています。さらに、起きたら体内時計をリセットするために太陽の光を浴びることも忘れずに! 曇りの日でも光は出ているので、カーテンを開けてくださいね。

日中は、できるだけ適度な運動をするように心がけましょう。会社勤めで難しいという方も、エスカレーターを使わずに階段で上る、1駅分だけ歩いてみるなど工夫してみてください。

夜は夕食を就寝2~3時間前にはとりたいところ。胃の中に消化されていない食べ物が残っていると、睡眠中も胃腸は働き続けるので、熟睡を妨げる原因になります。

photo by yamasan0708

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