寝ても寝ても眠い病気! 過眠症の種類と特徴について

Medical 2016年05月27日(金)

寝ても寝ても眠い病気! 過眠症の種類と特徴について

頭を押さえる外国人

『ネムジム』では、これまでに寝ても寝ても眠い病気である「過眠症」について、いくつか取り上げてきました。同じ過眠症でもそれぞれ違ううので、このページでは過眠症の種類と特徴を紹介していきたいと思います。寝ても寝ても眠いと感じている方は、自分がどの過眠症を発症しているのか、一度よく考えてみましょう。

寝ても寝ても眠い病気! 過眠症とは?

日本睡眠学会では、過眠症について以下のように定義しています。

『日中に過剰な眠気または実際に眠り込むことが毎日の様に繰り返してみられる状態で、少なくとも1ケ月間は持続し、そのため社会生活または職業的機能が妨げられ、あるいは自らが苦痛であると感じるものです。ただし一回の持続期間が1ケ月より短くても繰り返して過眠期がみられるものも含みます』

自分が過眠症かどうかを見分けるポイントは「日中に強い眠気を感じるか」というところにあります。

夜は寝て日中は活動するという規則正しい生活をしているにもかかわらず、いつも昼間に強い眠気に襲われてしまう方は、いずれかの過眠症を疑ったほうがいいかもしれません。

過眠症の種類と特徴

それでは代表的な過眠症の種類と特徴について見ていきましょう。

・ナルコレプシー

過眠症のなかでも特に有名な、日中に強い眠気を引き起こす病気です。

ナルコレプシーの場合、居眠りをする時間は長くても30分ほどで、目覚めたあと当人はスッキリするという特徴があります。

世界的な有病率は「1000~2000人に1人」となっていて、特に10代の若者に発症しやすくなっています。

・特発性過眠症

長時間眠り込んでしまうこともある過眠症で、急激に眠くなるのではなく「徐々に眠気が強まる」という特徴があります。

この特発性過眠症に夜間の睡眠時間は関係なく、なかには夜10時間以上寝ていても日中になると睡魔に襲われてしまう患者もいます。

またこの「特発性」という言葉には「原因が判明していない」という意味があり、2016年現在では原因も治療法もまだハッキリとは分かっていないようです。

・反復性過眠症

1日に16~18時間、場合によっては20時間眠り込んでしまう過眠症です。

この過眠症には長時間睡眠が続く「傾眠期」と、過眠症状がまったく現れない「間欠期」が繰り返されるという特徴があるため、「周期性過眠症」とも呼ばれています。

傾眠期はだいたい3~10日間、間欠期は数カ月間で、一度傾眠期に入ると食事とトイレの時間以外はほとんど眠り続けるという状態になってしまう人もいるそうです。

居眠りするのは病気のせいかもしれない!

今回は寝ても寝ても眠い病気である過眠症の代表的な種類と特徴について紹介しました。

皆さんのなかには仕事中や授業中に我慢しきれずに居眠りをしてよく怒られるという方もいるかと思いますが、実は日中に眠くなる原因は我慢が足りないからではなく、病気によるものかもしれないのです。

もし、いつも昼間に異常なくらいの強い眠気に襲われているという方は、一度病院の睡眠外来で診断を受けてみてください。

過眠症は専門の先生に診てもらうのが一番なので、睡眠のプロに相談してみましょう。その結果、過眠症の患者であると正式に認められれば、周囲からの理解も得やすくなるでしょう。

photo by acworks

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