不眠症になるリスクがある就寝前のルーティン。解消法は?

Medical 2016年05月17日(火)

不眠症になるリスクがある就寝前のルーティン。解消法は?

少女

体は疲れているのにまったく眠れない。社会に出て働くようになると、このような夜がありませんか。そんなとき、みなさんはどうしていますか? 今回紹介するのは、快眠を誘う就寝前の習慣「ルーティン」です。すでに取り入れているという人も多いと思いますが、じつは“定番”と言われるものに、不眠症の原因になるかもしれないものもあるので、ぜひチェックしてください!

松岡修造さんが大切にする就寝前のルーティン

いつも欠かさずやっている習慣をルーティンと呼びます。寝る前は本を読む、お酒を飲む、ストレッチをするなど、さまざまなものがあると思います。

現在、大活躍を続けるテニスの錦織圭選手を子ども時代に教育したコーチとしても有名な松岡修造さんも就寝前のルーティンを大切にしているそうです。

現在も子どもと一緒に続けているという就寝前のルーティンをちょっと見てみましょう。

<楽しいことを考える>

人間は嫌なことを考えていると、どんどん気持ちがネガティブになってしまうもの。それでは質の高い睡眠は得られないので、意図的に寝る前は楽しいことを考えるようにしているそうです。

<就寝時間を固定する>

いつも同じ時間に寝て同じ時間に起きることで、スムーズに目覚めるようになり、体の負担も減ると言われています。

不眠症を引き起こすNGルーティン。解消法は?

就寝前のルーティンの定番と言われているものでも、じつは睡眠を妨げる原因になっているものがあるそうです。あなたが毎日やっていることが不眠症を引き起こす原因かもしれません。

ベッドで本を読むのはNG?

寝る前に本を読む人は多いと思います。今はスマホやタブレットの電子書籍があるので、暗い部屋でも本を読めてしまいます。

でも、このルーティンは不眠の原因になる可能性があるそうです。その理由は、「ベッド=寝るところ」という定義が崩れてしまうからだとか。

ベッドに入ってもダラダラ起きている時間が増えると、ベッドに入ったらすぐ寝るという感覚がなくなってしまい、不眠の原因になる可能性があるそうです。

スマホも要注意!

スマホにも注意が必要です。スマホが発するブルーライトは自律神経を刺激し、眠れなくなってしまうことがあるそうです。今はスマホ依存の人が増えていると言われています。スマホを握ったまま寝てしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

できれば、スマホはベッドに持ち込まない、就寝1~2時間前からは見ないようにするなど、ルールを決めたいところです。子どももスマホを持つ時代なので、保護者の適切な教育も必要です。

激しい運動もダメ!

寝る前に運動をするとよく眠れるという話を聞きますが、これはあくまでも“軽い”運動のことです。ダッシュや筋力トレーニングなど、ハードな運動をすると、目が冴えてしまうので注意してください。

運動はストレッチやヨガなど、体をほぐす程度のものにおさえるようにしましょう。軽い運動はストレス解消に効果的で、スッキリと眠りに入ることができます。

どうしても夜に激しい運動をしたいという人は、就寝2~3時間前までには終わらせるようにしましょう。

不眠と不眠症は違う

厚生労働省のホームページによると、不眠症は次の2つが認められた状態を指します。

①長期間にわたり夜間の不眠が続く。

②日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する。

つまり、誰でも経験がある「1日だけ眠れなかった」という状態は不眠症とは言いません。ただ、不眠が続くと生活習慣が乱れるなどの悪循環に陥り、不眠症になってしまうことがあります。

ですから、不眠症じゃないから大丈夫と考えずに、今回紹介したようなポイントに注意して、“不眠の習慣”を断ち、“快眠のルーティン”を取り入れるようにしましょう。

最後に、松岡修造さんがもう1つ、大切にしているルーティンは<笑顔で寝る>なのだとか。楽しいことを思い出して、笑顔で寝る――これで今日からあなたも快眠を手に入れられるかもしれません。

photo by pixabay

 

 

 

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