不眠症解消には早期発見が大切! 「睡眠の日」には睡眠外来へ

Medical 2016年04月08日(金)

不眠症解消には早期発見が大切! 「睡眠の日」には睡眠外来へ

診察

最近、よく眠れないと感じても、それだけでは睡眠外来へ行こうとは思わないですよね。しかし、すべての病気に共通して言えるのは早期発見が大事ということ。そこで、年に2回ある「睡眠の日」を睡眠外来へ行く機会にしてみませんか?

「睡眠の日」を睡眠外来に行く機会に

2011年に日本睡眠学会が年に2回、睡眠の日を定めました。春が3月18日、秋が9月3日です。

睡眠の日を含む1週間は睡眠健康週間として、全国各地で睡眠に関する講座が開催されたり、相談窓口ができたりと、さまざまな睡眠関連の活動が行われます。

日本は不眠大国とも呼ばれるほど、睡眠に関する悩みが多い国で、睡眠に満足していない人は5人に1人とも、3人に1人とも言われています。

不眠の原因となる睡眠障害には睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群など、さまざまなものがありますが、どれも共通して言えるのは、「早めに専門の医師に相談するが吉」ということ。

次は秋になりますが、年に2回ある睡眠週間を、睡眠外来に行く機会に定めてみてはいかがでしょうか?

睡眠の日に行われた睡眠調査

今年の3月18日、「春の睡眠の日」に、睡眠に関する調査が行われました。その調査結果を一部ご紹介します。

・うつぶせ寝は途中で目覚めやすい

みなさんは寝るときにどのような姿勢で寝ていますか? 仰向け、うつぶせ、横向きといろいろな姿勢がありますが、「うつぶせで寝る」という人は少ないかもしれません。

今回の調査では、うつぶせで寝ると途中で目が覚める中途覚醒の回数が増えることがわかったそうです。ただ、なかには、うつぶせで寝ると楽という人もいます。たとえば、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれる、睡眠中に呼吸が止まってしまう障害を患っている人たちです。

うつぶせで寝ると、あまりいびきをかかなくなるので、睡眠時無呼吸症候群の人は好んでうつぶせの姿勢をとるのだとか。まわりにこのような人がいたら、睡眠中の症状をチェックしてあげてくださいね。

・経営者や役員は睡眠外来へ行くべき?

職業別に睡眠の症状を調べたところ、最も中途覚醒が多かったのは、会社の経営者または役員に属する人たちだったそうです。

実際のところ、中途覚醒はストレスと深い関係のあるホルモン、コレチゾールの分泌によって起こるといわれています。会社を背負って立つ彼らは、一般的にストレスにさらされている傾向が高くなるので、納得の結果ではありますね。

ちなみに、中途覚醒は経営者や役員に限らず、真面目な人、仕事がデキる人に多く見られるそうです。彼らも仕事でストレスに晒される機会が多いのでこのような結果になったのでしょう。

とはいえほどよい塩梅で仕事をするというのはなかなか難しいもの。ストレスを減らすことができるのがベストかもしれませんが、難しければ、定期的に運動をするなど、溜まってしまったストレスを解消する工夫を取り入れるのがいいかもしれません。

不眠症を解消するには?

不眠症のひとつでもある中途覚醒の怖いところは、病気の発症リスクにつながる可能性が指摘されている点です。たとえば、脳卒中が挙げられます。これは脳の血管に何らかの障害が発生する病気のこと。

中途覚醒が頻繁に起こると、脳の血管が詰まりやすくなると言われています。これは、睡眠が途中で途切れてしまうと、脳に血液がまわりにくくなるからという説があるそうです。

中途覚醒が睡眠時無呼吸症候群のような睡眠障害ではなく、ストレスから起きている場合は、ストレスを取り除くことを心掛けましょう。

方法はさまざまですが、適度に運動をする、リラックス効果のあるアロマを焚く、趣味に没頭する時間をつくるなど、工夫次第で、ストレスを上手に発散することができます。

photo by acworks

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

夕方に軽い運動をするのはなぜよいのでしょうか?

正解はこちら
整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
ネムジム食堂