体内時計はGpr176という物質が調整していることが判明

Lifestyle 2016年04月07日(木)

体内時計はGpr176という物質が調整していることが判明

腕時計

体内時計ってなに?

睡眠に関する話題でよく使われる言葉に「体内時計」があります。この言葉は私たちの体が1日周期のリズムで動いているという意味で使われています。

体内時計にコントロールされているのは、脳だけではありません。心臓も肝臓も胃も、あらゆる臓器が体内時計のもとで活動を続けているのです。

そのため体内時計の乱れは、体調不良や精神が不安定になる原因になると言われています。海外旅行へ行って時差ボケになったときや徹夜したときに、体がだるくなった経験はありませんか?

体内時計が乱れたことで、いつもお腹が空いていた時間に食欲が湧かない、就寝時間に眠くならない、といったトラブルが起こるからです。

体内時計のメカニズムに迫る!

体内時計のメカニズムは、未だに全容が解明されておらず、世界各地で研究が行われています。最新の研究結果を含めて、体内時計のメカニズムを見てみましょう。

・体内時計をコントロールする存在

今年2月に京都大学の研究チームが発表した内容によると、体内時計にはオーファン受容体分子「Gpr176」がかかわっていることがわかったそうです。

脳内の視交叉上核に存在するGpr176が発するシグナルによって、体内時計のスピードが調節されていることが判明し、今後は新たな生体リズム調整薬が誕生する可能性があるとの見解を示しました。

・体内時計の乱れでガンになる?

体内時計が乱れると、体調が悪くなるだけでなく、病気の発症リスクが高まるとも言われています。「日本人にガンが多いのは、体内時計を無視した生活を送っているから」という指摘もあるほど。

私たちの体は細胞によって構成されていて、その細胞には時計遺伝子が組み込まれています。研究によって時計遺伝子に異常が起こるとガンが発生する可能性があるということがわかっています。

体内時計を乱さないためには?

朝起きたら、太陽の光を浴びましょう! これには、私たちの体が、光を浴びてから16時間後に睡眠ホルモンが分泌されて眠くなるようにできているからという理由があります。

そして朝食はしっかりとるのが大切です。1日3食を同じ時間に習慣づけると、体のリズムができてきます。食べたり、食べなかったりという生活は、体内時計の乱れにつながります。

ランチのあとは眠くなるものですが、長時間の昼寝は避けましょう。特に定年退職をして家にいることが多い人は、つい昼寝をたくさんしがちです。しかし、30分以上の昼寝は夜の睡眠に悪影響をもたらし、体内時計が乱れる原因になるので注意してください。

体内時計を意識して、いつまでも健康的な生活を送りましょう!

photo by カメラ兄さん

 

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