睡眠中に起こる夢精の原因とメカニズムとは?

Medical 2016年03月30日(水)

睡眠中に起こる夢精の原因とメカニズムとは?

眠る男性

睡眠中に起こる不思議な現象のひとつに「夢精」があります。睡眠中は意識がないにもかかわらず、なぜそのような現象が起こるのでしょうか。今回は女性の方や、まだ一度も夢精をしたことがない男性の方にも分かるように、そのメカニズムについて解説します。

夢精は男性だけに発生する現象

男性の方であればわかると思いますが、「夢精」とは睡眠中に本人の意思とは関係なく射精をする現象のことで、特にまだマスターベーションをしたことがない思春期の男子に発生しやすいといわれています。

ほとんどの場合、その男性は性的な内容の夢を見ることで勃起状態となり、興奮が頂点に達したところで射精をするのですが、まれに夢の内容が性的なものでなかったり、夢を見ていない状態であっても射精をすることがあるようです。

夢精をすると外に出た精子が下着や自分の体に付いてしまうわけですから、その違和感で目が覚める場合が多くなります。

夢精はなぜ起こるのか?

それにしても、なぜ夢精が起こるのでしょうか。

ある泌尿器科の先生によると、男性の睡眠時の勃起現象はひと晩に6~8回ほど起こっていて、その際に性的な夢を見るなど無意識のうちに興奮をすると、膀胱と尿道の境目である内尿道口が閉鎖し陰部の収縮が起こり発生するのだそう。

ただし、睡眠中に興奮すると必ず起きるわけではなく、たとえば内尿道口が閉鎖していない場合は、精液は膀胱へ逆流するので射精にはいたりません。

夢精が起こる原因のひとつとして、睾丸に溜まった古い精液を新しい精液と交換するために体が自動的に射精するという説があります。

しかし、実際のところ古い精液は睾丸内に溜まり続けるわけではなく、たんぱく質として体に吸収されるので、それが原因とは断定できないようです。

夢精を回避するには?

今回の記事をお読みいただいている男性のなかには、本当はしたくないにもかかわらず夢精が発生して困っている方もいるのではないでしょうか。

夢精を回避するためには、夢精が発生する条件を知っておくことが重要です。

夢精が発生する条件として、勃起機能や射精機能、男性ホルモンが良好であることなどが挙げられます。

また性交やマスターベーションをしていない期間が長期になるほど、夢精する可能性が高くなります。

最近夢精が発生して困っているという方は、定期的に夢精以外の方法で射精をしておくと、発生する確率をかなり減らせるはずです。

とはいえ、夢精にはまだ解明されていない謎が多くあります。今後の研究に期待しましょう。

photo by Timothy Krause

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