部屋がヒンヤリしているほうが睡眠の質は高まるのはなぜ?

Lifestyle 2016年03月18日(金)

部屋がヒンヤリしているほうが睡眠の質は高まるのはなぜ?

寝室

みなさんは寝る前に寝室の暖房を入れますか? いつも部屋をしっかり暖めてから寝る人のなかには、寝つきが悪いなと感じている人もいるんじゃないでしょうか。今回は寝室の室温と睡眠の質に関する話題です。熟睡したい人はぜひチェックしてください。

光が睡眠を妨げる

私たちの睡眠を妨げる原因にはさまざまなものがあります。そのひとつが寝室のライト。自然界では日中に最も多くの光(太陽光)を浴び、夜になるにつれて、だんだん浴びる光が減っていきます。

それに連動するように、本来、私たちの体も目から入ってくる光の量が減るにつれて、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの分泌量が増え、眠くなるようにできているそうです。

ところが、現代では夜になっても室内には煌々とライトがつき、身の回りにはスマホやゲーム、パソコン、テレビと光を放つものがあふれています。

これが自然の眠りのメカニズムを破壊し、夜になってもメラトニンの分泌量が増えずに眠れなくなるという悩みにつながっているのです。

室温が睡眠の質と関係していた!

寝室の光以上に睡眠の質に大きな影響を及ぼすものがあると言われています。それは「室温」です。みなさんは、冷えた部屋で凍えながら寝るのは嫌だからと、暖房で部屋をしっかり暖めてから寝ていませんか?

それがもしかすると逆効果で、熟睡を妨げている原因かもしれません。寝室の最適な室温は16~18度という研究結果もあるそうです。これは相当低い温度ですよね。

冷えた部屋のほうが熟睡できる理由は眠りのメカニズムと関連しています。私たちが眠りに落ちるときは体温が低下するので、室温が下がると体温も下がりやすくなり寝つきがよくなるという原理なんだそう。

寝床内気象って?

「寝床内気象」という言葉があります。「しんしょうないきしょう」と呼ぶこの言葉は、寝具の中の温度や湿度のことを指していて、睡眠に大きく関わっているそうです。

目安として覚えておいていただきたいのが、理想の寝床内気象は「温度33±1℃、湿度50±5%」と考えられていること。これは室温ではなく、寝具内の温度という点にご注意ください。

数値だけ知ってもわかりにくいと思うので、もう少し具体的な目安も記載しておきます。室温10℃前後であれば羽毛掛け布団+毛布、20℃前後であれば真綿掛け布団でこのぐらいになるそうです。

ただ、これはあくまで“目安”なので、無理をしないで、寒いと思ったら、しっかり布団をかけてくださいね!

photo by KJIYU

 

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