「3歳児の7%が睡眠不足」の時代。その背景に何が?

Medical 2016年02月29日(月)

「3歳児の7%が睡眠不足」の時代。その背景に何が?

眠る子ども

子どもはたくさん眠ることでスクスクと成長するものです。子どものうちに満足な睡眠をとっておかないと、成長の遅れに繋がることもあると言われています。しかし、現代は子どもの睡眠不足が問題になっています。その背景には何があるのでしょうか?

子どもに睡眠は欠かせないもの

子どもにとって睡眠は非常に大切なものです。生まれたばかりの赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごしますが、子どもにとっては「寝るのが仕事」と言っても過言ではありません。

子どもにたくさんの睡眠が必要な理由は、成長ホルモンにあります。というのも、体の発達を促すこのホルモンは、睡眠中に多く分泌されるといわれているからです。

つまり、成長期に睡眠をとらないと、体の成長が遅れる、知能や運動機能の発達が遅れる、などの悪影響が生じる可能性があるそうなのです。

さらに、睡眠をしっかりとっていないと、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やうつ病などの精神障害を患う可能性も。それだけ子どもにとって睡眠は大切なものなのです。

3歳児の睡眠不足の原因は?

今年1月に環境省が発表した「子どもの健康と環境に関する全国調査」から、現在は「3歳児の7%が睡眠不足の状態」だということがわかりました。

一般的に、3歳児は12~14時間の睡眠が必要と言われていますが、調査では10時間未満が7%で、22時以降に寝ているとの回答が約3割にものぼっています。

22時以降など、子どもの就寝時間が遅くなっている背景には「両親の共働き」の影響があるといわれていて、特にお母さんの帰宅時間が遅くなると、22時以降に就寝する子どもの割合が増えることもわかっているのです。

今後も女性の社会進出は増えていくことが予想されるので、これはなかなか悩ましい問題ですね。

早起きを徹底しよう!

子どもの就寝時間を早くするために、保護者は具体的にどうしたらよいのでしょうか? よく言われるのが「早寝・早起き」の実践です。でもこれ、実は順番が異なるそうなんです。

というのも、早寝できないから困っているのに「早寝・早起きを!」と声高に叫んだところで、何も変わらないからです。そこで実践していただきたいのが「早起きを徹底すること」。

まずは1~2週間、就寝時間はいつも通りでも、朝は早起きをして、起きたら朝日を浴びる習慣をつけましょう。これを繰り返すことで、体内時計が自然に夜型から朝型へ切り替わるそう。

早起きすれば、疲れて夜も早い時間からぐっすり眠れるようになるものです。子どもの眠りで悩んでいる保護者の方は、ぜひ「早起きのススメ」を実践してみてはいかがでしょうか。

photo by Svante Adermark

 

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