途中で目が覚める人は睡眠の質が低い? 中途覚醒の真実

Lifestyle 2016年01月07日(木)

途中で目が覚める人は睡眠の質が低い? 中途覚醒の真実

ベッドの上にいる女性

睡眠を語るうえで大切なことは、時間と質のふたつです。いくら睡眠時間が長くても、睡眠の質が低ければ、それは十分な睡眠とは言えません。睡眠の質を考えるうえでひとつの目安になるのが中途覚醒の数と言われています。

中途覚醒は睡眠の質に影響を与える

毎日8時間寝ていても睡眠の質が低いため、睡眠に不満を覚える方がいるそうです。その代表的な例は、中途覚醒によるもの。中途覚醒とは、寝ている途中で目が覚めてしまうことです。

「途切れ途切れではあっても8時間寝ていれば良いのでは?」と思っている方も多いでしょう。でも、そうではないようで、海外の研究によると、中途覚醒を繰り返す睡眠は、夜遅く寝るよりも深い睡眠の回数が減ることが明らかになっています。

それだけ人間にとって、途中で目が覚めてしまうのはストレスのかかることなんですね。実際に、目覚めたときの睡眠の満足度も中途覚醒のほうが低かったと言われています。

不眠症の合併症も

中途覚醒は不眠症の合併症の可能性もあると言われています。具体的な名前を挙げると、睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害、夜間の頻尿などがあります。

そのため、中途覚醒が続くような場合、一度、睡眠の専門医に相談をしてみると良いかもしれません。なぜなら、睡眠時無呼吸症候群などは自覚症状がない睡眠障害だからです。

「8時間寝ているから大丈夫」と素人の自己判断をすると、日中に強い眠気に襲われて事故の原因などにつながる恐れもあります。中途覚醒は何かのサインと考えて、家族がいる方は睡眠中におかしな動きをしていないかなど、聞いてみましょう。

加齢とともに中途覚醒は増えるもの

不眠症の合併症とともにもうひとつ考えられる中途覚醒の原因は「加齢」です。人は誰しも年を重ね老いていきますが、睡眠も体と同様に老いていきます。

かんたんに言うと、高齢になると深い眠りが減っていき、浅い眠りが増えていくのです。つまり、熟睡できない時間帯のほうが増えていくため中途覚醒しやすくなるというわけです。

ただ、これはみなさんに起こることではありません。悩んでいる方への対策を挙げるとすると、ベッドにいる時間を減らすという方法があります。

定年退職した男性が家にいる時間が増えて、特にやることもないので常にベッドに入っていて、夜眠れなくなるという話はよく聞きます。ベッドは寝る時間にだけ入るようにしましょう。

photo by acworks

 

 

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