私たちの健康を守る「抗体の濃度」には睡眠が大きく関わっていた!

Health & Beauty 2015年12月27日(日)

私たちの健康を守る「抗体の濃度」には睡眠が大きく関わっていた!

昼寝

いくつになっても健康で楽しく暮らしたいですよね。最近は、「寿命だけでなく健康寿命を延ばす」という試みが各所で実施されているようですが、睡眠もそこには一役買っているようです。今回は睡眠が私たちの健康に深く関わっているというお話です。

抗体って何?

抗体とは、体内に入ってきたウイルスなどの異物に抵抗する物質のこと。私たちの体内では、気づかないうちに抗体が日々つくられていると言われています。

抗体をつくり、健康な状態を保つ働きを免疫機構と呼びます。通常であれば、抗体は自分の体を攻撃することはないそうですが、免疫機構に異常が生じると、攻撃してしまうことがあるのだとか。

そのような異常な働きによって起こる病気が実はたくさん。橋本病や潰瘍性大腸炎、関節リウマチ、悪性貧血、男性不妊症などがそうです。

現在、異常が生まれる仕組みはまだ解明されていないそうです。

睡眠は健康に直結する!

抗体と睡眠の関係性を示す実験があります。それは、被験者に肝炎ワクチンを接種し、一晩起きているグループと睡眠をとるグループに分けるというもの。

そして、4週間後に血液を採取し、抗体の濃度を測定しました。抗体濃度が高いほど、健康を守る免疫力が高いことを意味します。結果、睡眠をとったグループのほうが97%も抗体濃度が高かったそうです。

この実験で血液を採取したのは実験開始から4週間後ですが、そのうち徹夜をしたのはたった一晩だけです。つまり、一晩眠らないということがこんなにも私たちの体に影響を及ぼしているのです。

生活習慣病にもなりやすい

睡眠不足や質の低い睡眠が続くと、生活習慣病にかかるリスクが高まると言われています。不十分な睡眠は免疫だけでなく、ホルモン分泌や自律神経にもダメージを与えるのです。

糖尿病に限って言うと、質の高い睡眠を続けている人に比べて睡眠が満足にとれていない人は1.5~2倍も糖尿病になりやすいのだそうです。

寝たいと思っているけど、眠れない人も増えているといいます。寝付けない、途中で目が覚めてしまうなど、睡眠の悩みは人それぞれ。

最近あまり眠れてないなという自覚がある方は、早めに専門医に相談するようにしましょう。睡眠は健康に直結しているのですから。

photo by Laura D’Alessandro

 

 

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