寝酒からの睡眠は翌朝に疲れが残る原因に――その理由とは?

Food 2015年12月18日(金)

寝酒からの睡眠は翌朝に疲れが残る原因に――その理由とは?

日本酒

今日も眠れないから寝酒をしよう。1杯のつもりが2杯、3杯と増えていき、気づいたら泥酔して寝ていた、なんていう経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。そして翌日、目が覚めた時ときにんだか疲れを感じる……。なぜそのようになってしまうのでしょうか。

寝酒と睡眠の関係

寝酒をしてからベッドに入ると、寝つきはいいものの翌朝に疲れが残っていることが多い、と感じている人はいませんか? それは“気のせい”ではなく科学的根拠があるようです。

今回のお話のカギを握っているのは「アセトアルデヒド」。お酒を飲むと、肝臓がアルコールを分解しようと一生懸命働きます。このときに生まれる物質がアセトアルデヒドです。

アセトアルデヒドは私たちの体にとって有害な物質で、二日酔いの原因になると言われています。大半のアセトアルデヒドは尿や便から排出されるそうですが、飲み過ぎてしまうと翌日に体内に残ってしまい、それが酒臭い息の原因になるのだそう。

アルコールに強い? 弱い?

お酒に強い人と弱い人がいますが、これは有害な物質アセトアルデヒドの分解能によって決まると言われていて、もって生まれた「遺伝子型」があるそうです。

NN型 お酒に強い人/日本人の56%

ND型 ほどほどに飲める or 弱い人/日本人の40%

DD型 非常に弱い人/日本人の4%

みなさんはどれに当てはまりますか? これは遺伝的なもので、努力でどうにかなるものではないようなので、飲めない人に無理強いしてお酒を飲ませることはやめましょう。

ちなみに、日本人を含むモンゴロイドにはND型、またはDD型が多いと言われています。このふたつは、白人や黒人には存在しないそうで、どうやら突然変異でモンゴロイドに分解能力を失った人が現れたのだそうです。

寝酒は睡眠の邪魔をする!

いよいよ、今回の本題「寝酒を飲んで眠ると朝に疲れる理由」です。勘のいい方はすでにお気づきだと思いますが、これは、アルコールを分解する際に生じる有害物質のアセトアルデヒドが睡眠を阻害するからだと言われています。

脳波を測定した実験でも明らかになっていて、アルコール摂取をしてから眠ると「熟睡できていない」という結果が現れたそうです。

科学的な根拠のほかに、お酒をガブガブ飲んでから寝ると、途中でおしっこに行きたくなってしまいますよね。そこで目が覚めてしまうので、必然的に睡眠が妨げられるというわけです。

最近、朝疲れているな、と感じる方は一度寝酒をやめてみるとよいかもしれません。

photo by 凸+

 

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