大自然に生きる人々の「平均睡眠時間」は私たちとは違うのか?

Lifestyle 2015年12月13日(日)

大自然に生きる人々の「平均睡眠時間」は私たちとは違うのか?

森

現代社会を生きる私たちにとってなくてはならないもの――それは電気です。電気がなければ、パソコンも使えない、電車も動かない、テレビも見られないと、何もできないのが現実です。今や生活に欠かすことのできない電気は私たちにどのような影響を与えたのでしょうか。

電気を使わない人々の平均睡眠時間

アメリカの大学がアフリカ、南アフリカの人々の睡眠パターンを調べる実験を行いました。その人々は、現在も電気を使わずに生活している人たちです。私たちとは生活スタイルがまるで異なるのだから、当然睡眠状況も異なるのでは、と思いませんか。

ところが、その人々の平均睡眠時間は6.5時間で、たいして私たちと変わらなかったそうです。さらに、私たちは、彼らに対して、「陽が沈んだら眠り、陽が出たら起きる」というイメージを持ちがちですが、実は、日没後、平均3.3時間は起きているそうです。

この研究結果から、電気の利用が睡眠に影響を与えているとは言い切れないと考えられるようです。とても興味深い研究ではないでしょうか。

電気はあくまで間接的な原因?

ほかにもこんな研究報告があります。南米で、電気を使う先住民族と使わない別の先住民族の睡眠を調査したというものです。この2つの民族はともに狩猟採集生活をしていて、大きな違いは電気利用の有無だけだそうです。

調査の結果、電気を使う民族のほうが睡眠時間が1時間ほど短いことがわかったのだそうです。どちらの民族も起床時間はほぼ同じですが、電気を使う民族のほうが就寝時間が遅かったのです。

この結果から、前述の研究と同様に「電気の利用が直接、睡眠時間を減らしているとは言い切れない。電気利用によって読書などができるようになったのが原因とも考えられる」と考察しているようです。

電気をつけたまま寝ると太る?

最後に、電気が私たちに与える影響について考えられていることを紹介します。みなさんは、電気をつけたまま寝てしまうことはありませんか?

その習慣は、睡眠のためにはやめるのがおすすめです。というのも、電気をつけたまま寝ると睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌量が減り、睡眠の質が下がると言われているから。

さらにいうと、メラトニンの減少は肥満につながる可能性もあるといわれているのです。

特に、ダイエットを頑張っている方は努力が水の泡にならないように、「寝るときは電気を消すこと」を習慣づけるようにしましょう。

photo by ReiRei

 

 

 

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