睡眠が2時間伸びると糖尿病のリスクが高まるって本当!?

Medical 2015年12月05日(土)

睡眠が2時間伸びると糖尿病のリスクが高まるって本当!?

目覚まし時計

何歳になっても健康で楽しく暮らしたい――誰しもに共通する願望だと思います。でも病魔は、我々のほんのちょっとした油断を見逃さずに襲いかかってくるもの。最近、それを証明するような研究結果が発表されました。

糖尿病ってどんな病気?

糖尿病は簡単にいえば、血糖値が高くなってしまう病気です。血糖とは血液中のブドウ糖を指し、体内でエネルギー源として利用されています。

健康な状態であれば、血糖値を下げる役割を担うホルモン「インスリン」が作用し、血糖値は一定の範囲に保たれます。しかし、糖尿病になると、このインスリンがうまく分泌されません。

糖尿病は大きくふたつの種類にわけることができます。

1型糖尿病:膵臓の細胞が破壊されることで、インスリンがつくられなくなる。若年層に多く見られる

2型糖尿病:インスリンの分泌量が少ない、または膵臓の機能不全

糖尿病になると、一般的に喉が渇きやすくなる、疲れやすくなるといった症状が現れることがです。

睡眠が2時間伸びると糖尿病に?

つい先日、糖尿病と睡眠に密接な関係があるという研究結果が発表されました。それは、1日の睡眠時間が通常よりも2時間以上長くなると、糖尿病の発症リスクが高くなるというもの。

今回の研究では、約6万人のアメリカ人女性を対象に、15年間もの長期追跡を行い、睡眠時間と糖尿病の発症について調べたそうです。この結果で、睡眠が2時間伸びたから確実に糖尿病のリスクが高まるとは言い切れませんが、糖尿病が気になる方は頭の片隅に入れておくとよいかもしれませんね。

特に、2型糖尿病は以前より生活習慣と深い結びつきがあると言われてきました。みなさんも睡眠時間や食生活などを一度見直してみましょう。

睡眠不足が原因という説も……

実は、糖尿病と睡眠の関係にはさまざまな説があり、「睡眠不足が糖尿病を引き起こす、または糖尿病を悪化させる」という説もあります。

睡眠不足はインスリンの働きを鈍くすると言われています。つまり、睡眠不足が続くとインスリンがうまく働かず、血糖値が上昇。結果、糖尿病に……ということも考えられるのです。

ちゃんと睡眠時間を確保しているのに日中眠くてたまらないという人は睡眠時無呼吸症候群など、本人が自覚していない睡眠障害を抱えている可能性もあります。

睡眠に悩みがあるという方は、一度、お医者さんに相談してみるとよいかもしれませんね!

photo by YUE MANAMI

 

 

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