記憶を最大限にアップさせる睡眠法とは?

Medical 2015年11月26日(木)

記憶を最大限にアップさせる睡眠法とは?

睡眠法

「もう少し記憶力があればなぁ」と思ったことはありませんか? 現代はインターネットの普及などにより昔のように記憶力ばかりが重宝される時代ではなくなりましたが、やはり記憶力は私たちの生活の質を左右する重要な能力のひとつに変わりありません。

仕事の成果は記憶力次第!?

例えば、仕事で記憶力はどれくらい必要でしょうか。まず、就職や転職などで新しい組織などに入った場合は、毎日が記憶するための戦いといってよいでしょう。

周りのスタッフの顔と名前、日常のルール、OA機器などの使い方、仕事の行程…、このようなことを早く正確に覚えられるかどうかが仕事の質に大きく影響してきます。

さらに、長年仕事を続けていくうえではさまざまな環境変化への順応や新しいチャレンジも必要となり、ときには資格試験などの勉強をしなければならないこともあるでしょう。これらをクリアしていくためにも記憶力はとても重要です。

趣味の上達も記憶力が左右する

一方、趣味を楽しむときにも記憶力は大きな役割を果たします。例えばスポーツや楽器演奏、書道など体を使った技術を習得したい場合。私たちは「練習によって技術を身に着ける」と理解しているかもしれませんが、実はこれも記憶のひとつ。

「手続き記憶」といい、「体で覚える」記憶として私たちの中に蓄積されていくのです。趣味とはいっても、やはり上達しなければ面白くありません。そう考えると、プライベートのシーンでも記憶力は欠かせないものと言えるでしょう。

「年齢」は記憶低下の言い訳にできない

さて、近年では「歳を取って物覚えが…」という言い訳は、あまり通用しなくなってきました。最近の研究では、人間の記憶力は30~40代までピークが保たれ、その後ゆっくりと低下するものの、脳のトレーニングなどである程度の記憶力を維持できることが明らかになっています。

さらに、「関心を持って覚える」「五感を活用して覚える」など記憶の方法を工夫することによっても高い効果が得られることがわかっています。このような研究結果が出ているのなら、何歳になっても記憶力をキープして、新しいことにもチャレンジしたいものですね。

記憶の定着は「睡眠」まかせ?

記憶力を最大限に活かし、学んだことを着実に身に着けていくために重要なのが睡眠です。睡眠中に「記憶が整理される」ことは有名ですが、これは忘れてもよい記憶を削除し、残すべき記憶は整理して脳に定着させるということです。

いずれもノンレム睡眠のときに行われ、深い睡眠のときには忘却、浅い睡眠のときに定着が行われます。覚えておきたいのは、眠りはまず深い睡眠から入り、目覚めに向けて徐々に浅い睡眠に移行するということ。

つまり、短時間の睡眠では忘却の作業のみで時間切れとなってしまい、記憶の定着がうまくいかないということです。学習内容や技術を定着させたいのであれば、やはり6~7時間程度は睡眠が必要ということになるでしょう。

「いつ寝るか」も記憶に重要

寝るタイミングも記憶力に影響します。最も記憶が定着しやすいのは、学習や練習をした直後。記憶が鮮明なため、必要情報をしっかり固定化できるのです。

ただ、現実的には難しいでしょうから、学習や練習を終えたら適度なリラックスの時間をはさんでできるだけ早く寝るのがよいでしょう。その間もテレビを見るなどの行為は避け、できるだけインプットされる情報が少ない状態で寝ることが有効です。

「寝ずに猛勉強」や「寝る間も惜しんで仕事」は美談ではありますが、実際の効果は乏しいようです。しっかり寝て心身快調、勉強も仕事もしっかりマスターできれば、一石二鳥といえるのではないでしょうか。

参考書籍:『脳に効く「睡眠学」』宮崎総一郎/角川新書
参考サイト:甲南大学 知っていますか?「勉強に効果てきめんな睡眠」の手に入れ方
日本学術会議 おもしろ情報館

【提供:武田薬品工業株式会社

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

眠くなってから床につく方がよいのはなぜでしょうか?

正解はこちら

快眠キュレーターが厳選!!「快眠グッズ」

たった5分!即効性抜群の快眠ストレッチ
整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
Nelture
ネムジム食堂