三交代勤務でもよい睡眠を! 管理職ができるシフトの組み方

Topics 2015年09月30日(水)

三交代勤務でもよい睡眠を! 管理職ができるシフトの組み方

photo by pixabay

製造業や病院など、24時間体制の職場で三交代勤務を導入している職場では、慢性的な睡眠不足が問題になっています。三交代勤務に従事する職員や工員の健康を守るために、管理職にあたる人はシフトを組む上でどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか?

三交代勤務のシフトによっては十分に休息できないことも

三交代勤務者のうち、十分な睡眠を取れていないという自覚症状がある人は、シフトのなかで、夜勤が占める割合が多いことが分かっています。この理由は、夜勤の翌日に準夜勤があったり、準夜勤の翌日に日勤があったりするからです。

上記のようなシフトでは、勤務終了から次の勤務までの間隔が短く、休息時間や睡眠の時間を確保できず、結果として睡眠不足になってしまうのです。

しかも、このようなシフト組みでは時間にゆとりがないため、ストレスを感じたり、ヒヤリとしたり・ハッとするようなできごと(大きな事故に繋がりかねない状態)の発生率が上がる原因にもなると言われています。

夜勤が続くと生体リズムが乱れる

交代制勤務で夜勤の割合が多いと、睡眠不足につながってしまうことは分かりました。では、そのメカニズムはどうなっているのでしょうか? 人間の体は日光を浴びることによって生体リズムを作っていると言います。

人間の脳には、生体リズムを作る体内時計が備わっており、日光を浴びることでそれが刺激されます。体内時計が刺激されると、体温や血圧が上昇して、睡眠に向けた生体コントロールがはじまるのです。

そのため、日光を浴びる時間が極端に少ない夜勤は、どうしても生体リズムが狂いやすくなってしまいます。本来、休息のための時間である夜に働く夜勤は、心身ともに負担がかかりやすい勤務形態なのです。

生体リズムを合わせやすいシフト組みが大切

三交代勤務者のなかには、日勤後に深夜勤を入れて、休みをまとめて取りたいと考える人がいます。しかし、たとえそれが従業員の望みだとしても、どこかでまとまった休みをとるからと、定期的な休息をないがしろにするようなシフトの組み方では安全面に問題があります。

業務の都合上、そういったシフトを作らざるを得ない状況があるかもしれませんが、できるだけ睡眠時間を確保できるように心がけてください。例えば、勤務間隔と夜勤の連続回数に注意して、日勤・準夜勤・深夜勤・休日といった、生体リズムに同調しやすくしてあげるとよいでしょう。

管理職には、従業員の健康を守る義務があるので、上質な睡眠と休息が取れるシフトとなるよう配慮を欠かしてはいけません。従業員の睡眠不足を改善し、よりよい労働環境を作っていきましょう。

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