精神生理性? 逆説性? あなたの不眠症はどのタイプ?

Medical 2015年09月27日(日)

精神生理性? 逆説性? あなたの不眠症はどのタイプ?

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ひと言で不眠症といってもその症状はさまざま。厚生労働省は不眠症を7つのカテゴリーに分けています。今回はカテゴリーごとにどのような特徴があるのかをご紹介したいと思います。自分の不眠症がどれに当てはまるかを知っておくと対策をたてやすくなります。

不眠症の7つのカテゴリー

厚生労働省が精神・神経疾患研究委託費による「睡眠障害医療における政策医療ネットワーク構築のための医療機関連携のガイドライン作成に関する研究班」の報告書をもとに作成した『不眠症の診断・治療・連携ガイドライン』というものがあります。

そのガイドラインによると、不眠症には以下の7つのカテゴリーがあるそうです。

①適応障害性不眠症(一過性不眠症)

②身体疾患に伴う不眠

③不適切な睡眠衛生

④薬物もしくは物質による不眠症

⑤精神疾患に伴う不眠症

⑥精神生理性不眠症

⑦逆説性不眠症

それぞれにどのような特徴があるのかをみていきましょう。

ストレスやカフェインに注意

①適応障害性不眠症(一過性不眠症)

ストレスによって不眠症状が出るもの。急に不眠になり、3カ月未満で消失することがある。原因であるストレスがなくなったり、ストレスにうまく適応すると、障害は消失すると考えられている。

②身体疾患に伴う不眠

疾患によるかゆみや痛みなどで睡眠が妨げられるもの。腰痛や頸椎症がその代表格。かゆみは入眠時に出やすいため、入眠困難につながる。また、喘息による呼吸困難などが不眠の原因になることもある。

③不適切な睡眠衛生

睡眠や覚醒を妨げる日常の行動・習慣によって、不眠症状が現れるもの。カフェインやニコチンなどの過剰摂取、激しい運動などがあげられる。いずれも制御できるが、患者本人はそれが原因だと気づいていないことが多いと言われる。

うつ病の初期段階にも……

④薬物もしくは物質による不眠症

睡眠薬以外の薬の副作用で、不眠が出ることがある。

⑤精神疾患に伴う不眠症

精神疾患(うつ病など)の初期に不眠が出ることがある。睡眠薬だけでは改善しないので、精神科的治療が必要になることも。うつ病が原因の不眠の特徴は、入眠困難、中途覚醒、朝の離床困難などの合併があげられる。

⑥精神生理性不眠症

眠ろうと頑張れば頑張るほど眠れなかった経験が不眠につながることがある。対処方法としては、寝室以外の場所で寝るなど、環境を変えてみるとよく眠れる場合があると言われている。

⑦逆説性不眠症

患者は「眠れなかった」と訴えるが、睡眠ポリグラフなどの検査では睡眠障害は認められないことがある。特徴として、青年期・中年期に発症しやすく、児童期・思春期にはあまり見られない。

不眠症の原因によって、その対策は変わってきます。もしあなたが不眠を感じているなら、どのカテゴリーに当てはまるか知ることから始めてみてはいかがでしょうか?

photo by photo ac

 

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