スムーズな入眠を誘う方法ってあるの?【友野なお 快眠集中講座(第4回)】

BED 2015年09月24日(木)

スムーズな入眠を誘う方法ってあるの?【友野なお 快眠集中講座(第4回)】

スムーズな入眠

入眠のコツは簡単エクササイズにあり!

忙しい毎日で乱れがちな自律神経のバランスを整えることは、スムーズに眠りにつくために欠かせないことです。

日中の活動モードである交感神経から、夜の休息モードである副交感神経にスイッチを切り替えるためには、就寝前の「筋弛緩運動」の実践がとても効果的。

顔面、手、足など全身にギュッと力を入れ、5秒間そのままキープします。このとき、手は拳を握り、つま先は天井に向いている状態です。

5秒間経過したら思いきり息を吐きながら全身の力を抜き、脱力します。これを5回程度繰り返すだけなので、とても簡単で、どこでも実施できる運動です。

筋弛緩運動を行うと心身ともに緊張やコリがほぐれて熟睡感が高まると同時に、体内の熱が体の中心から移動して手足から逃げていくことで深部温度が下がり、入眠を助長できるというメリットが得られます。

1分未満で行えて効果は抜群なので、おやすみ仕度のひとつとして取り入れない手はありません。

ぬるめのお湯での入浴にも入眠効果が

ついついシャワーだけですませてしまう人が多いようですが、ゆったり湯船につかる入浴にも絶大な睡眠促進効果が期待できます。

ポイントはお湯の温度と時間。就寝の1時間ほど前に38~40度のぬるめの湯に20分程度のんびりつかると、心身ともにリラックスモードに切り替わりやすくなるのでおすすめです。

このとき、半身浴よりも浮力効果が得られる全身浴のほうが体を緊張から解きほぐすことができます。好きな入浴剤もプラスして、全身しっかり湯船につかりましょう。

ぬるめのお湯が苦手という方は、就寝2~3時間前までに入るようにすれば、就寝時にはお休みモードの準備が整っている状態になります。

それでもやっぱり眠れない…… そんな人はどうすればいい?

就寝前の空間づくりにおいて、もっとも大切なキーワードは「リラックス」です。夜は1日中働いた大脳が疲れきっていて思考もマイナスに傾きやすくなっており、人によっては頭の中でその日1日のことをいろいろと考えてしまい、数時間以上も眠れなくなってしまうというケースも。

そんな時は、まず香りを用いてみましょう。最近では、精油の有効性が科学的にも証明されつつあります。香りはそれ自体が睡眠をもたらすものではありませんが、香りを吸い込むことで脳の視床下部に指令が伝わって副交感神経を優位にし、精神をリラックス状態へと導くといわれています。

夜はラベンダーやネロリ、カモミール、イランイラン、サンダルウッドなど、入眠を促進する香りをプラスしましょう。そして、温かい飲み物を飲みながら、眺めているだけで落ち着ける本などを手にとれば、極上の眠り仕度の完了です。

また、クラシックや普遍的な自然界の音色を聴くことも入眠をサポートする効果が期待できるので、ぜひ5感をフルに使って思いきりリラックスをしてください。

睡眠の深化は成長ホルモンの分泌を促し、睡眠時間を美容と健康を育むための生産性の高い時間へと導いてくれます。忙しい人ほど睡眠時間を有効活用して、どんどん理想の自分に近づいていきましょう。

友野なお

友野なお Nao Tomono
睡眠コンサルタント
インナービューティーアドバイザー

自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。
順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。

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