私たちを助けてくれる医師の睡眠リズムは? 今後の睡眠課題

Medical 2015年09月23日(水)

私たちを助けてくれる医師の睡眠リズムは? 今後の睡眠課題

4321585821_5ab361afff_z

平日は毎朝、目覚ましの不快な音で起こされているのだから、週末ぐらいはそんなものを気にせずゆっくり寝たい。働いている人であれば、誰もが抱く願望かもしれません。でも、寝だめは睡眠リズムの観点から考えると、あまりよくないそうです。

寝だめと睡眠リズムの関係

ある調査によると、多くの日本人が週末に寝だめを行っていることが分かりました。平均睡眠時間を調べたところ、平日は7時間44分、土曜日は8時間18分、そして日曜日は8時間35分との結果が出ていて、日曜日は平日に比べて50分強も多く寝ていることがわかります。

誰もが忙しく働きまわる現代。週末に少しでも疲れた体を労わろうと寝だめをしているのでしょう。でも、寝だめは睡眠リズムを乱してしまい、結果的に不眠につながることがあると言われています。本当は規則正しい生活をして、睡眠時間を変えないほうがいいようですね。

医師は寝だめをする?

寝だめ=良くないとわかっていても、なかなかその誘惑には勝てないもの。そんなことを証明するデータがあります。それが、医師1,000人に対して行った上記と同様の調査です。

その結果、1,000人の医師の平均睡眠時間は、平日が5~6時間と6~7時間が共に約4割で、7時間以上が約1割ということがわかりました。その一方、休前日になると7時間以上が約4割にまで増えているのです。

医師は職業柄、睡眠リズムが乱れてしまう要素が多分にある職業です。たとえば、病院に泊まり込む当直。当直のときは、夜間でも何かあればすぐに対応しなければならないため、ほとんど眠ることができず睡眠リズムの乱れをもたらしてしまっています。

法制度の見直しも……

さらに、医師に「睡眠薬を服用しているか」という調査をしたところ、服用しないが8割、いつも、またはときどき服用していると回答した人が2割という結果でした。

年代別に見てみると、睡眠薬の服用率は年齢が上がるにつれて上昇することがわかり、70歳以上の医師になると、約3割が睡眠薬を服用しているのだそう。

この調査では、医師から「当直の翌日は帰宅を義務付けるなどの法制度化が必要だと思う」といった意見があったそうです。医師に倒れられたら、病人も病気になる可能性がある一般の人も全員が困ってしまう問題なので、社会問題のひとつとして、国が対策を考える必要があるかもしれませんね。

photo by Fotos GOVBA

 

体内時計クイズ ~あなたはどのくらい知っている?~

眠くなってから床につく方がよいのはなぜでしょうか?

正解はこちら

快眠キュレーターが厳選!!「快眠グッズ」

たった5分!即効性抜群の快眠ストレッチ
整えよう、体内時計。自然な眠りと朝の目覚め。体内時計.jp
Nelture
ネムジム食堂