睡眠不足の恐ろしい影響力 日本の年間損失額は約3.5兆円!

Medical 2015年09月22日(火)

睡眠不足の恐ろしい影響力 日本の年間損失額は約3.5兆円!

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睡眠不足が日中のパフォーマンスを低下させることは知られています。それを日本中で合算するととんでもない損失額が生まれるのだとか。日本人全員が毎日、快眠できれば1,000兆円以上あると言われる日本の借金も完済できるかもしれません!

睡眠不足の影響

不眠大国として知られる日本は、国民の3人に1人が不眠に悩んでいるとも言われています。これだけ多くの人が十分に眠れていないという状況であれば、色々なところに影響が出ることは容易に想像がつきますよね。

ある調査では、不眠の影響による日本経済の損失額は年間で約3.5兆円にものぼると発表されています。不眠によって、日中に眠くなってしまったり、頭が正常に働かないことによって、これだけ大きなロスが生まれているというわけです。

誰でも一度は夜あまり眠れずに、翌日の仕事に支障をきたしたという経験はあると思います。これが日本全体で積み重なるとこれだけの金額になるとは驚きですね。

約3.5兆円の内訳は?

年間損失額約3.5兆円の内訳を見てみると、全体の約88%を「作業効率の低下」が占めています(3兆665億円)。そして、その他が欠勤や遅刻、早退、交通事故など。

3.5兆円には睡眠障害による損失(健康を害して病気になるなど)は含まれていないそうなので、それも加えるとなると、さらに損失額が増えると予想されます。

睡眠不足や睡眠の質の低下は、日中のパフォーマンスを低下させるだけでなく、生活習慣病などの病気を引き起こす原因にもなりうるもの。私たちは3.5兆円という膨大な損失額にしっかりと目を向けて、睡眠を見直す必要があるかもしれませんね。

スマホやパソコンの使い方にルールを

最近はスマホやパソコンの普及率上昇に伴い、不眠に悩む人の数も増えていると言われています。通常、私たちの体は夜になると副交感神経が優位に働き、リラックスした状態になって眠りにつくようにできています。

ところが、スマホやパソコンなどで光を浴びたり、脳を活性化させるようなコンテンツを見ると、交感神経が刺激され、リラックスするどころか逆に脳が覚醒してしまうのです。

現在はスマホやパソコンの電源を入れれば、24時間いつでもコンテンツに触れることができてしまうので、「自制」することが大切なのかもしれません。夜22時以降はパソコンの電源を切る、布団に入ったらスマホを見ない、などのルール設定が必要と訴える研究者もいるようです。

photo by pixabay

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