不眠の原因は「脳のスイッチ」の切り替えにあった!?

Medical 2015年09月18日(金)

不眠の原因は「脳のスイッチ」の切り替えにあった!?

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自分にとっての常識は他人にとっての非常識ということが多々ありますよね。「これが当たり前なんだ」と自分の考えを他人に押し付けることは、その人を否定することにもつながりかねません。実はこの真理、睡眠の世界にも当てはまるのです。

脳のスイッチとは?

睡眠の研究者は脳をコンピュータにたとえて説明することがあると良いましゅ。コンピュータにオンとオフを切り替えるスイッチがあるように、脳にも覚醒と睡眠を切り替えるスイッチがある、というわけです。

健康的な生活を送っていて、精神状態も安定していると脳のスイッチが正常に働いて、夜になれば自然に眠れるものと考えられています。ところが、生活が乱れて体内時計が狂ってしまったり、精神状態が不安定になるとスイッチの切り替えがうまくいかなくなってしまうのだそう。

さすがに私たちの生活は、コンピュータのように、簡単にスイッチ1つで切り替えるというのは難しいですよね。

不眠の人の頭のなかと不眠の原因

人間は本来、身の安全が確保されていて、とりわけ興味を惹く対象が存在しないという状態であれば、夜は眠くなるようにできていると言われています。

毎日が快眠の人にとっては「自然に眠くなる」ことは当たり前なのかもしれませんが、不眠で悩む人にとって、それは当たり前のことではありません。

快眠の人は寝室に入ると心が休まり、「あ~疲れた、今日もゆっくり眠れる」と考えるでしょう。ところが、不眠で悩む人にとっては寝室=恐怖の対象になることもあると言われています。眠くなれないという状態が恐怖になってしまっているわけです。

情報が氾濫している今の時代が不眠の人を追い詰めている!?

現在、ネットで睡眠について調べてみると「いかに睡眠が大切か」「快適な睡眠が人生を豊かにする」といった情報があふれています。ある睡眠の研究者は、内容は間違っていないものの、睡眠の重要性を声高に訴えるほど、不眠の人を苦しめる可能性があると述べています。

不眠で悩む人は、眠れない→今日も眠れないのではないかと不安になる→寝室が怖くなる→また眠れないという悪循環に陥っていることがあるのです。

こんな状態の人に睡眠の重要性を訴えることは、眠れない行為自体を否定することにもつながりかねません。眠れないときに無理をして眠る必要はないと訴える研究者もいます。睡眠にとって何が正解とは言い切れないものかもしれませんね。

photo by pixabay

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