不眠症の疑いのある人が過半数!? 自覚症状のない人が大半

Medical 2015年09月15日(火)

不眠症の疑いのある人が過半数!? 自覚症状のない人が大半

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病院は苦手という人は少なくないかもしれません。そもそも、どんな病気においても、自覚症状がない場合は、病院へ行こうという発想そのものがないので、潜在的に何かしらの病気をかかえている人がたくさんいると言われています。特にそれは不眠症に顕著に現れるそう。

不眠症の調査でわかった!隠れ不眠症の多さ

世界保健機関が中心になって作成した「アテネ不眠尺度(AIS)」というものがあります。昨年、アテネ不眠尺度を使って日本全国の男女数千人を対象に「不眠症の疑いの有無」を確認する調査が実施されました。

それによると、「不眠症の疑いなし」と判定された人が全体の約39%だったのに対して、「不眠症の疑いあり(少しありも含む)」と判断された人は約57%にのぼったと言われています。この数字だけでも、不眠症の可能性がある人のほうが圧倒的に多いということがわかります。

ちなみに、「不眠症を治療している」という割合は約5%。不眠症にかかっている、または疑いがある人の割合は全体の約6割にも及ぶということです。

不眠症患者に見られるさまざまな特徴

この調査から、不眠症患者にはさまざまな特徴があることがわかったとうです。たとえば、「不眠症の疑いあり」となった人からは、「日中のパフォーマンスが低下する」、「不安を感じる」などの回答が多数あげられました。

また、一般的に眠れなくなる原因として言われている、寝る前のテレビやパソコン、スマホの使用、及び飲酒をしているという回答も「不眠症の疑いあり」の人には多かったそうです。

さらに、ストレスが睡眠に大きな影響を与えていることもわかったそうで、不眠症の症状が重い人ほど、ストレスの度合いも高かったようです。

少しでも不眠症の症状があるなら病院へ

この結果を受けて、睡眠障害の専門家は「ストレスを紛らわすためにテレビやスマホを見て、さらに眠れなくなるというのは悪循環そのもの。寝室でもスマホを当たり前のように使う生活スタイルは日本人をより覚醒状態へと追い込んでいる」と話しています。

現在、不眠症の治療方法は進化し、さまざまな選択肢が用意されています。「睡眠薬を飲むのはちょっと…」と考える人も、睡眠薬以外の治療方もあるので、もし日中の生活に支障をきたすレベルの不眠であれば、早めにお医者さんに相談したほうがよいようです。

不眠症は自覚のない人が大半を占める病気。少しでもおかしいなと思ったら、ひとりで抱え込まないようにしたいですね。

photo by pixabay

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