秋の快眠 マットレスは「硬い」「やわらかい」どっちがいいか? 三橋美穂先生に聞く

BED 2015年09月14日(月)

秋の快眠 マットレスは「硬い」「やわらかい」どっちがいいか? 三橋美穂先生に聞く

秋の快眠 マットレスは「硬い」「やわらかい」どっちがいいか?

秋は、夏の熱帯夜から解放され睡眠に最適な季節です。ただし、秋は気候が不安定で「残暑の暑さ」と「真冬並みの寒さ」が大きく変化する季節でもあります。秋に、質が高く快適な睡眠をとるためには寝具の工夫がポイントになるようです。秋の睡眠のコツについて、睡眠セラピストの三橋美穂先生(スリーピース代表/ボディクロック研究会 研究会員)にお聞きしました。

マットレスと枕のバランスが快眠につながる!?

Q 心地よく眠るためにはどういう工夫をすればいいのでしょうか。

三橋先生:まずは、基本的な寝具であるマットレスと枕を選び抜いて自分に合ったものを使うことが重要です。実はこれができている人は非常に少ないのです。私は1万人以上のフィッティングに携わってきましたが、きちんと合った寝具を選べていると感じた人は全体の1割未満ですね。マットレスと枕の選び方で睡眠の質は大きく変わってきます。

Q マットレスと枕の選び方のポイントはありますか?

三橋先生:この2つをバラバラに選んではいけません。必ずセットで選ぶことが大切です。同じ枕でも、やわらかいマットレスに合わせた場合と硬いマットレスに合わせた場合では、体の沈み込み方で、使用時の高さが違ってくるからです。「やわらかいマットレスには低めの枕」、「硬いマットレスには高めの枕」と覚えておくと便利です。多くの方は高めの枕を使っているケースが多いので、“高い”と言っても、普段使っている枕より、かなり低いと思いますが…。

三橋先生

硬いマットレス?やわらかいマットレス?どちらが最適

Q 睡眠の質を高めるために、硬いマットレスとやわらかいマットレスのどちらがよいのでしょうか?

三橋先生:硬いマットレスのほうが腰などに負担がかからず良く眠れると考えるひとが最近多いような気がしますが、自分に合った最適な硬さを選ぶのが正しい選び方と考えるべきです。
基本的には、「がっちりとした体型のひとは硬めのマットレス」、「スリムな体型のひとはやわらかめのマットレス」ということを目安として、考えると良いでしょう。

Q 自分に最適なマットレスを選ぶポイントを教えてください?

三橋先生:まず、仰向けに寝たときの体の状態を確認してみましょう。基本的に頭部に1割程度、背中に約3割、臀部に約4割~5割、脚部に1割~2割というかたちでマットレスに体圧がかかります。もし、腰が浮いて隙間ができていたら、マットレスが硬すぎるということになります。このとき、背中、おしり、かかとが圧迫されるので、骨盤も不安定になり、寝ていてもつま先が左右に開いてしまいます。逆にやわらかすぎるマットレスは、お尻が必要以上に沈み込んでしまい、腰に負担がかかり腰を痛めます。
また、寝ているときは、寝返りで様々な姿勢になります。横向きの姿勢でもマットレスの状態を確かめることがポイントです。肩、腰に圧迫感がないか。寝返りを打ってみて、動きにくくないかも確認しましょう。このときにマットレスの硬さと枕の高さのバランスが悪いと肩の圧迫感が強くなります。
また、短時間で判断するのは難しいのでぜひ寝具売り場で、大体15分くらい横になって、起き上がった時の腰や背中の違和感も確かめて、自分に合っているものかどうか判断するのがよいと思います。

Q さまざまなタイプのマットレスがありますが、どのように選べばよいでしょうか。

三橋先生:マットレスは「コイル」のものと「ノンコイル」のものに大別され、ノンコイルの中にジェルやラテックス、ウレタンなど様々な素材のものがあります。どのマットレスもそれぞれに特徴があります。例えばコイル式の中のボンネルコイルは通気性がよく価格がリーズナブル、ポケットコイルは体圧分散に優れています。ジェルは人の筋肉のやわらかさに似ていて感触にすぐれ、ラテックスはやわらかさと反発力を兼ね備えています。
自分が求める睡眠環境がどのようなものかを考慮して、合うものを選ぶとよいと思います。

秋は「暑さ対策」と「寒さ対策」の工夫で快適な睡眠を

Q 暑いと思っていたら急に冷え込んだりと、この時期は気候が安定しません。快適に睡眠をとるにはどうしたらよいでしょうか?

三橋先生:一般的に25℃以上になる場合は暑く、20℃以下の場合は寒く感じますから、気温に合わせてエアコンを調整して就寝するのが良い睡眠のコツです。これは私が実践している方法ですが、最近は時間帯ごとに細かい気温予報が出ているので、ケータイアプリなどであらかじめチェックします。最近の予報は精度がよいので、この予報に合わせて、細かくエアコンを調整する。これでずいぶん快適に眠れますよ。
秋はとくに明け方冷えることが多くなってきます。就寝中に寒いと思っても、起き上がって布団を取りにいくというところまではなかなかできません。冷えそうな日は、あらかじめ足元など手の届くところに肌がけ布団を用意しておくのがおすすめです。

三橋先生

Q ベッドパッドや布団カバーなども季節によって変えるほうがよいのでしょうか?

三橋先生:そうですね、夏は麻や高通気の素材、秋から冬にかけてはウールやキャメルや起毛したコットンなどに変えていくとよいでしょう。獣毛やシルクは吸湿性と放湿性に長けていますから、汗をたくさんかく睡眠時にはぴったりの素材です。
また、寒くなってきて冷えが心配な人は、腹巻やレッグウォーマーなどを加えていくとよいと思います。その際、体を締め付けたり動きを制限するものは避けて、肌触りの柔らかいものを選びましょう。最近では寝具売り場に睡眠に詳しい店員さんも多いので、相談してみるのがよいと思いますよ。例えば、「自分はエアコンが嫌いなので、暑くてもできるだけエアコンは使わず涼しく寝られるもの」など具体的な好みを伝えることが大事です。快眠は自分に最適な寝具を選ぶことから。睡眠の秋、睡眠環境を整えてリラックスしてぐっすり眠ってくださいね!

9月3日は「睡眠の日」。「グッド・スリープ・フェア」が開催!

「自分にぴったりの寝具を見つけたい」「限られた時間のなかで、もっとぐっすり眠りたい!」という人に向け、大塚家具が「グッド・スリープ・フェア」を開催。

当日は、眠りのプロフェッショナル「スリープアドバイザー」が一人ひとりの眠りにアドバイスをする「眠りの相談会」が開催され、快適な寝室環境のモデルとなる「眠りのコンセプトルーム」も登場。睡眠の要望や悩みを聞いてもらい、ピッタリのベッドや寝具を選ぶチャンスです。また、冷えに悩む女性向けのアイテムや、若年層にも人気が高い電動ベッドなどもラインアップ。この機会に寝具からじっくり睡眠を考えてみませんか?

■期間
9月3日(木)~9月23日(水)
好評につき、9月24日(木)〜10月25日(日)まで延長決定!

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■開催店舗
関東/有明本社ショールーム、銀座本店、新宿ショールーム、横浜みなとみらいショールーム、立川ショールーム、春日部ショールーム、所沢ショールーム、横浜アウトレット
関西/大阪南港ショールーム、神戸ショールーム、モダンスタイルショップ淀屋橋
東海/名古屋栄ショールーム、名古屋星崎ショールーム、ライフスタイルショップ名古屋駅前
九州/福岡ショールーム
東北/仙台ショールーム

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