体や季節にあったベッドシーツ選びで快適に! 【友野なお 快眠集中講座(第1回)】

BED 2015年09月11日(金)

体や季節にあったベッドシーツ選びで快適に! 【友野なお 快眠集中講座(第1回)】

体や季節にあったベッドシーツ選び

ベッドシーツ、デザインだけで選んでいませんか?

「就寝中もファッショナブルに!」と睡眠空間をお洒落に仕上げるのはとても素晴らしいことですが、ベッドシーツを選ぶ際、インテリアコーディネイトの一部として、色やデザインだけで選んではいませんか?

ベッドシーツの素材はニットやコットン、綿、リネンなど様々な種類があり、それぞれ肌触りから機能まで全く異なるのです。ベッドシーツの主な役割は就寝時の汗汚れや体動による摩擦から寝具を守ることにありますが、季節や気候に合わせて素材を変え、使い分けることで、より快適な眠りを得ることにつながります。

また、シーツは直接体や肌に触れるものなので、触り心地や清潔感が眠りに与える影響は大きいのです。ファッション性だけでなく、快眠の側面からしっかりと選ぶことが重要になります。

ベッドシーツを選ぶときのポイントは?

高温多湿な夏は、1年の中で最も寝苦しい季節。通常睡眠中にかく汗の量はコップ1杯分ですが、夏の発汗量は通常よりも多くなるといわれています。これは、気温が高い環境下のために、体が水分を放出して体温を一定に維持しようとするためです。

従って、夏のシーツには汗を素早く吸い取りつつ、サラサラとした肌触りを維持してくれる速乾性のあるもの、さらに洗濯のしやすさもポイントになってくるので、素材としては綿や麻などが人気。

特に、麻素材は熱伝導に優れ、吸湿性や放湿性に富んでいるので、夏におすすめできる代表的な素材といえます。

また、接触冷感素材も寝苦しい夏の夜を快適な時間に変える優秀なアイテムです。背中の不快な蒸れを取り除こうと、シーツの冷たい部分を求めてゴロンゴロンと寝返りを繰り返す方がいますが、これでは体が静止している時間が短すぎて、満足度の高い睡眠を得ることはできません。

接触冷感素材のように背面をひんやり快適に保ってくれるシーツなどを用いることで就寝直後の不要な寝返りを防いで、深い眠りへと入っていくことが可能になります。

冬の衣替えまでは、放湿・通気・吸水性に優れたベッドシーツを

本格的な夏が終わってもまだまだ寝汗をかく日が続くので、「タオル織り」「コットン」「竹繊維を織り込んだもの」「リネン」などを使用すると、寝具にこもった熱が発散されて、朝までぐっすり眠りを保てます。逆に、冬は暖かいアクリルやウールなどが人気です。

最近では保温性に優れたムートンやキャメルも注目されています。寝床の中の熱は、掛け布団よりも敷き布団の方から多く逃げていくので、背中の温度を逃さないようにすることが冬の温かい睡眠のポイントです。

市場では抗菌防臭機能や防ダニ機能、花粉対策機能などがプラスされている高機能シーツの開発がどんどん進んでいるので、季節だけでなく、自分の体質やおかれている環境なども照らし合わせながら、自分が「心地よい」「安らげる」と思えるものを選びましょう。

快適な睡眠で、心と体をしっかりメンテナンスし、豊かな明日を手に入れましょう。手軽に変えられるベッドシーツを工夫することから、快眠習慣をスタートしてみてくださいね。

友野なお

友野なお Nao Tomono
睡眠コンサルタント
インナービューティーアドバイザー

自身が睡眠を改善したことにより、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。独自のメソッドに沿って就寝前の寝室、就寝中の寝具、起床後の過ごし方にこだわることで、睡眠の質が格段に上がり、体内メンテナンスができる快眠法「眠活」を考案。
順天堂大学 大学院スポーツ健康科学研究科博士前期課程に在籍。現在数多くの女性誌をはじめ、テレビ・ラジオ・講演・執筆など、幅広く多方面で睡眠のスペシャリストとして活躍中。

第2回「最適な睡眠時間は人によって異なる。その理由とは?」はこちら

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