やめたい人に朗報! 禁煙は睡眠中の夢と悪臭でできる?

Lifestyle 2015年08月18日(火)

やめたい人に朗報! 禁煙は睡眠中の夢と悪臭でできる?

photo by pixabay

タバコが体にとって害になることは今さら言うまでもありませんが、最近では睡眠とも深い関係があるということがわかってきたそうです。とはいえ、やめたいけどやめられないという人もいるでしょう。そんな方に朗報! 今回はちょっと変わった禁煙法をご紹介します。

タバコの害は睡眠の質にも及ぶ!

最近の科学的な調査によって、健康のためには禁煙をした方がいいとされる根拠がますます増えています。タバコと睡眠に関連した研究結果もそのひとつ。米ロチェスター大学メディカルセンターの研究によると、タバコには肺及び脳の時計遺伝子の発現を阻害し、体内時計を狂わせる作用があることがわかったそうです。

また、それ以外の研究でも、喫煙者の眠りは浅くなることや、ニコチンの作用により睡眠時間が短くなるといったことも明らかになっています。つまり「ストレス解消のため」と思って吸っているという方にとって、喫煙が逆効果だったということ。

禁煙のために悪臭を嗅ぐ!?

喫煙者のなかには、これまで幾度となく禁煙を試みたものの失敗した経験のある方もいるでしょう。そんな方のために、寝ている間にできる禁煙法をご紹介します。これは、イスラエルのワイツマン研究所が発表した方法で、禁煙をしたいものの特別な取り組みは行っていないという人、66人に試してもらったものです。

まず被験者に喫煙習慣について話を聞き、その後、実験室で睡眠を取ってもらいます。そして、ノンレム睡眠の最中に、タバコの煙と腐った卵、腐った魚の悪臭を一緒に嗅いでもらうというだけ。翌朝、参加者に聞いてもこの悪臭のことは覚えてはいなかったそうですが、その後の1週間は喫煙本数が平均で約3割程度減ったというのです。

夢を利用して喫煙に対する渇望を断つ!

なぜこのような結果が出たのでしょうか? タバコには、やめたくてもやめられない惑溺性のある物質が含まれています。その物質が働くのは、脳のなかにある嗅覚を司る部位と近い位置にある場所。
そのため、嗅覚を利用し「タバコの煙=臭い、不快だ」というイメージを脳に植え付け、喫煙に対してマイナスイメージが刷り込むと禁煙ができるのだそうです。

この方法なら、ノンレム睡眠中に見た夢は、起きたときに記憶に残る割合が最も低いと言われているので、『悪臭の悪夢』に苦しむといった心配もほとんどありません。

とはいえ、この方法には、ひとりではできないので誰かの援助が必要という難点と、『悪臭』をどのように手に入れるかという課題も残されています。

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