睡眠不足が「肌バリア機能」を破壊してニキビに――対策は?

Health & Beauty 2015年08月02日(日)

睡眠不足が「肌バリア機能」を破壊してニキビに――対策は?

photo by Josef Seibel

肌がとてもキレイな人たちは何か特別な化粧水を塗ったり、超高級エステに通ってケアをしているのでしょうか? 真相は直撃してみなければわかりませんが、肌がキレイな人には睡眠をしっかりとっているという共通点があるようです。

睡眠不足はニキビの大敵!

睡眠不足は肌にとって大敵で、肌荒れを起こすだけでなくニキビができる原因になります。私たちの肌は睡眠中にダメージを修復しているので、修復時間が短い=肌が荒れるのは当然の話といえるでしょう。

さらに厄介なのは睡眠不足によるストレスです。たかが睡眠不足ぐらいと侮ってはいけません。ストレスが過剰な状態になると、自律神経が乱れ、本来であれば副交感神経(鎮静の働き)が優位になる夜間に、交感神経(興奮の働き)が優位に働いてしまいます。

交感神経の働きが活発になると、眠りにくくなるだけでなく、男性ホルモンが過剰に生成されることに。この男性ホルモンがニキビと直結しているのです。

厄介な男性ホルモン

男性ホルモンは皮脂を過剰に分泌するホルモンです。これだけでもニキビができてしまいそうですが、さらに毛穴を詰まらせ、角栓ができやすい状態を招いてしまいます。

これではニキビができるのも納得ですよね。私たちの肌は健康な状態であれば、「バリア機能」があり、皮脂などの肌荒れを起こすものから肌を守ってくれています。

でも、睡眠不足によるストレスはそれも低下させてしまうため、肌荒れを起こし、ニキビの原因になってしまうのです。「たかが睡眠不足」「たかがストレス」と侮らず、できるだけ生活リズムを乱さず、睡眠時間をしっかり確保するようにしたいですよね。

睡眠の質が大切

「じゃぁ、どのくらいの睡眠時間が必要なの?」と疑問をもつ方もいると思います。これは個人差があるもので、正解はありませんが、一般的には7時間程度の睡眠が必要といわれています。

ただ、逆説的なことを言うようですが、「大切なのは睡眠の時間よりも質」です。なぜなら、肌の新陳代謝が活発に行われやすいのはノンレム睡眠(深い睡眠)のときで、これは入眠してから3~4時間経ったころだから。つまり、ぐっすり深く眠らないと肌の修復が万全に行われないというわけです。

とにかく眠っている時間を増やせばいい、という考え方ではなく、睡眠の質を高めるように環境を整えるなどの工夫をしてみるとよいかもしれません。

photo by Josef Seibel

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