学生必見! 睡眠の質と記憶の関係とは?

Work 2015年07月15日(水)

学生必見! 睡眠の質と記憶の関係とは?

photo by pixabay

「寝ると必死で勉強したことを忘れてしまう」と不安になり、徹夜してテストに臨んだという経験はありませんか? 実は、人間は睡眠をしっかりとることで脳に記憶を定着させているのだそうです。そこで、記憶力アップのために効果的な睡眠方法をご紹介します!

脳は「エネルギー食い」

人間の脳の重さは体重の何パーセントを占めるかご存知ですか? 正解は約5パーセントです。たとえば、体重60キロの人がいたら、その人の脳の重さは約3キロというわけです。

重さの比率は全体重の5パーセントですが、脳の基礎代謝の比率は全身の20%にもなると言われています。つまり、「脳はとてもエネルギー食い」で、他の器官と比べても、エネルギー消費率が非常に高いのだそうです。

日中に多大なエネルギーを使い、高速でフル回転を続ける脳を休めるのが、睡眠の役割です。そのため、不眠が続くと疲れた脳をきちんと休めてあげられなくなってしまうと言われています。

質のいい睡眠と記憶の関係

私たちは睡眠中に、ノンレム睡眠(深い睡眠)とレム睡眠(浅い睡眠)を交互に繰り返しているというのはよく聞く話ですよね。それぞれ役割が異なり、大まかに説明すると、ノンレム睡眠は「ネガティブな記憶を消去する」「手順記憶を定着させる」などの働きがあると言われています。

一方で、レム睡眠ではすでに記憶したことをそれぞれ関連付け、記憶を引き出せるように索引づくりをするといった働きがあるのだそう。

ノンレム睡眠もレム睡眠も、どちらも記憶と深く結びついていて、「睡眠なしでは覚えることはできない」と言っても過言ではありません。徹夜をし続けると、次の日ぐらいまでは覚えていても、記憶を定着させることはできないということ。

記憶力をアップさせる睡眠方法

睡眠と記憶の関係を理解したうえで、日中に覚えたことを最大限記憶できる睡眠法というのはあるのでしょうか? 一般的に、3から4時間の短い睡眠では浅いノンレム睡眠がほとんど出ないため、記憶の索引づくりがうまく行われず、効率的ではないと言われています。

個人差はあるものの、記憶をしっかり定着させるという観点から考えると6時間ないしは7時間半の睡眠が効果的という説があります。日中、せっかく必死に勉強したのに翌日になると忘れているという人は、一度この睡眠時間で生活してみるとよいかもしれませんね。

ただ、1つ注意すべきは、一生懸命勉強した内容を睡眠中に記憶するのであって、勉強せずに毎日6時間ないしは7時間半寝るだけでは効果がありませんのであしからず……。

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