昼間の眠気は脂肪が原因? 脂分を控えて健康的な眠気対策を

Lifestyle 2015年07月11日(土)

昼間の眠気は脂肪が原因? 脂分を控えて健康的な眠気対策を

photo by pixabay

真っ昼間だというのに眠たくて困ったことはありませんか? 昼間に眠気をもよおす原因には、さまざまなものがありますが、もしかしたら脂肪もそのひとつかもしれません! 脂肪が昼間の眠気とどんな関係があるのかをご紹介します。

昼間の眠気は脂肪のせい?

昼間に眠気をもよおす病気といえば、睡眠時無呼吸症候群やうつ病、ナルコレプシーといったものが思い浮かぶかもしれません。でも、原因はそれだけではなさそうです。

というのも、昼間の眠気は食事の内容によって左右される可能性があるということが、アメリカのペンシルベニア州立大学医学部の研究チームによって明らかにされてきているからです。

彼らの研究は、肥満ではない健康な男女31人(18~65歳)を対象に実施されました。具体的には、睡眠ポリグラフ検査を4晩連続で行い、その間、計5回の食事を提供し、総睡眠時間や日中の眠気を評価するというものです。結果はどうだったのでしょうか?

脂肪の摂取で眠気増加、炭水化物で眠気減少?

研究結果を分析したところ、年齢や性別、総カロリー摂取量、また総睡眠量とは関係なく、脂肪を多く摂ると日中の眠気が強くなることが分かったそうです。反対に、炭水化物を多く摂取すると、眠気が弱くなったとも報告されています。

詳しいメカニズムについてはまだ分かっていないものの、脂肪酸によって分泌を促されるコレシストキニンという脳神経に作用するホルモンや、サイトカインと呼ばれるタンパク質の一部などの因子が、昼間の眠気を誘発している可能性があるようです。

過去の研究でも、炭水化物にくらべて脂肪が、眠気や仕事の能率に良くない影響を与えると報告されていたので、この研究によってそれがさらに裏付けられたことになります。

お肉がNGなわけではない

まだまだ研究が始まったばかりの分野ですが、今後、そのメカニズムが解明されればより対策も取りやすくなるでしょう。これからの研究に期待です。ちなみに、同研究チームによると、タンバク質の摂取と眠気の関連は認められなかったそうなので、お肉がNGというわけではないようです。

まだ確実な結果が出ているわけではありませんが、上記で紹介したような報告が実際にあるのですから、病気でもないのに昼間の眠気に悩んでいる人は、ひとまず脂分を控え、炭水化物の摂取を増やしてみるのはいかがでしょうか? 昼間の眠気がなくなるかもしれません。

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