最新データから読み解く! 子どもの睡眠不足の原因とは?

Medical 2015年06月28日(日)

最新データから読み解く! 子どもの睡眠不足の原因とは?

photo by Oguzhan Abdik

昔は深夜になるとテレビ番組も終わり、カラーバーか砂嵐しか映りませんでしたが、今は24時間放送しているBSやCSなどの番組があり、さらにパソコンやスマホを開けば24時間、情報が発信され続けています。そんな時代に子どもの睡眠はどのように守ればよいのでしょうか?

子どもたちの睡眠不足の原因は?

昨年11月、文部科学省は「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等の関係性に関する調査」を行いました。それによると、パソコンやスマートフォンなどの情報機器が子どもの睡眠に影響を与えていることが明らかになったそうです。

「午前0時までに就寝するか」という質問に、ケータイ・スマホでインターネットやメールを利用していない中学生のうち85%が「はい」と回答しているのに対し、1日1~2時利用しているという人では78%、3~4時間利用している人では64%、そして、4時間以上の利用している人では47%の人が「はい」と答えているのです。

つまり、利用時間が増えるに伴い、午前0時までに就寝していない人の割合も増えていることがわかったのです。

情報機器が睡眠の質に与える影響

また、就寝前までテレビやパソコンなどの情報機器を見ている日が頻繁にあると答えた中学生のうち、約8割が「朝、布団から出るのが辛い」と感じているそうです。ちなみに、情報機器を見ないと答えた中学生のうち、布団から出るのを辛いと感じている人は約6割で、小学生と高校生でも同様の結果でした。

この調査で、スマホやパソコンなどの情報機器が、子どもの成長期の貴重な睡眠時間を奪ってしまっているということが明らかになったようです。子どもの健やかな成長のために、社会はどのような対策をとるべきなのでしょうか?

文部科学省も睡眠不足への注意を喚起

文部科学省は寝不足が引き起こすデメリットをまとめた資料を使って、情報機器の使用時間を減らし、睡眠時間を増やすように呼びかけています。

そして、睡眠不足と同様に、スマホやパソコンなどが発するブルーライトのデメリット(夜間に浴びることで体内時計を狂わせることがある)についても、広く知ってもらえるよう努めているそう。

現代は、24時間どこでも無料でさまざまなコンテンツを楽しめる時代です。そのため、遅くまで起きていようと思わなくても、ついそれらに夢中になり夜更かしをしてしまいがちです。改めて大人が睡眠の重要性を理解し、子供にわかりやすく説明し続ける努力が大切なのかもしれません。

photo by Oguzhan Abdik

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