意識を変えたり、筋肉を緩めたり! 人それぞれの不眠症治療

Medical 2015年06月23日(火)

意識を変えたり、筋肉を緩めたり! 人それぞれの不眠症治療

photo by vincent Angler

不眠症の治療にはどのようなものがあるのかご存知ですか? 専門家でなければ具体的な方法はわからないものだと思います。そこで今回は非薬物療法といわれる睡眠薬を使わない治療法の一部をご紹介したいと思います。

非薬物療法っていったい何?

不眠症の治療法には、大きく分けて薬物療法と非薬物療法の2つがあります。薬物療法とは睡眠薬を使う治療法で、非薬物療法とは薬を使わずに治す方法のこと。今回は、非薬物療法をご紹介したいと思います。

非薬物療法には認知行動療法という方法があって、これは言葉の通り、「認知」と「行動」の両方からアプローチするという方法です。具体的には、不眠への不安などの認識の歪みを正常化し、それと同時に行動を制御するというものです。認知行動療法といっても、さまざまなタイプがあります。

意識を変えて不眠症を治す

●刺激制御療法

ベッドに入っても眠れないという体験が続くと、ベッドに入る=目が冴えるという「条件不眠」が生まれることがあります。刺激制御療法は、その悪循環を断つことを目的とした方法で、寝室には寝る時間にしか入らないなどの対策を取ります。

●自律訓練法

自己暗示をかけていくことでリラックスした状態をつくり出し、睡眠を促すという方法です。室内の静かで、落ち着ける場所で行うことで効果がアップすると言われています。

●睡眠制限療法

布団に入ったものの眠れない場合、寝床にいる時間と実際の睡眠時間には大きな差が生まれてしまいます。その差を減らすことで、不眠を改善するのがこの方法。睡眠の記録(入眠時間など)をつけてもらい、そのデータをもとにコントロールしていきます。

筋肉を緩めて不眠症を改善!

●バイオフィードバック法

私たちが自己認識しにくい体の変化を、機械を使うことで自らに認識させ、自分でコントロールできるようにさせるというものです。具体的には、筋電図を用いて筋肉の緊張を和らげる訓練を行うといった内容です。

●筋弛緩療法

交感神経系や筋肉の緊張が不眠の原因になっている場合に、筋肉を弛緩させて、入眠に導くという方法です。緊張と弛緩の状態を認識させることで、緊張を和らげる方法を学ぶことができると言われています。

ひと言で「不眠症の治療」と言ってもさまざまなものがあることがわかりますね。これもほんの一部に過ぎません。どの方法が効果的なのかは人それぞれ。不眠症かなと思ったらひとりで抱え込まずに、すぐにお医者さんに相談するようにしましょう。

photo by vincent Angler

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