「不眠の素因」とは? 不眠症のタイプを探って症状改善を目指す

Medical 2015年06月21日(日)

「不眠の素因」とは? 不眠症のタイプを探って症状改善を目指す

photo by mikael altemark

まわりを見渡したとき、寝つきのいいタイプ、悪いタイプ、色々な人がいますよね。不眠で悩んだ場合は、すぐに睡眠薬を服用するのではなく、こういったタイプを調べることがとても重要なのだそうです。その理由とは何なのでしょうか?

不眠の原因は何?

眠れない日が続くと、「何が原因だろう?」と考えてしまいますよね。でも、ある医師によると不眠の原因は1つに絞れないことが多いそうです。専門知識のない私たちは、「眠れない=とりあえず睡眠薬を服用」と考えてしまいがちですが、薬を飲む前に、まずは不眠の原因について考えてみましょう。

というのは、睡眠薬を服用しても効果が得られないとされている『一時性睡眠関連疾患』が原因の場合もあるからです。

例えば、一時性睡眠関連疾患のひとつであるレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群:足に違和感を覚え、睡眠を妨げる)の場合は、睡眠薬を服用すると、さらに症状が悪化することもあると言われています。

治療法を探るためには、不眠症の発症様式をチェック

不眠を訴える患者に対しては、とにかく『問診』が重要なのだそうです。不眠症の発症様式とその経過、生活習慣、服用している薬剤、嗜好品などをつぶさに確認して、患者の状態を系統的に把握する必要があると言われています。

もうひとつ大切なことは「不眠の素因」のチェックだそうです。不眠の素因とは、場所が変わってもすぐに眠れるタイプか、心配事があると睡眠に影響が出るタイプかなど、いわばその人の性格とリンクする部分のこと。これはまさに十人十色。

不眠の素因が強いタイプの人は非薬物療法で治療することは難しいと言われているそうです。

不眠の素因でこんなに違う!

非薬物療法とは、睡眠薬を使わずに生活習慣を改善したり、認知行動療法(カウンセリングや運動など)によって症状を改善する治療法。

不眠の素因が強い人の場合は、これらのことをしても、もともとの性格とリンクしている部分が多いので効果が得られにくいそうです。一方で、不眠の素因がない人の場合は、非薬物療法を積極的に進めることで効果が現れやすいと言われています。

不眠に悩む人の「不眠の素因」を調べることがいかに重要なのかわかりますよね。眠れなくなったらすぐに睡眠薬を飲めばよい!という考え方は改めて、まずはお医者さんに相談して、不眠の素因などをよく調べてもらったほうがよいかもしれませんね。

photo by mikael altemark

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