中高年の生活に効果的な睡眠は、「コンパクト」がカギ!

Lifestyle 2015年06月16日(火)

中高年の生活に効果的な睡眠は、「コンパクト」がカギ!

photo by Gareth Williams

「若い頃はもっとぐっすり眠れたのに、最近なんだか熟睡できない……」。中高年になると、そんな悩みを持つ方もいらっしゃるでしょう。では、中高年になったらぐっすり眠ることは不可能なのでしょうか? 探ってみましょう。

若い頃のような睡眠をとるのは可能?

中高年になっても、若々しさを保っている方はたくさんいらっしゃいます。でも、だからといって睡眠の質も若い頃と同じ状態を保てているのでしょうか?

国立精神・神経医療研究センター部長で日本睡眠学会理事も務める三島和夫氏によると、「歳を重ねると、眠りの量と質は変わるもの。若い頃を振り返って『あの頃は良かった』と言うのは禁句」とのこと。

ほのかな期待を抱いていた方には酷かもしれませんが、老化が防ぎようのない変化であるのと同様、睡眠の量や質も変わって当然。昔を懐かしむより、現実を受け入れ、歳相応の対策をとるほうが賢明なようです。では、どんな変化を受け入れなければならないのでしょうか?

中高年の眠りはこれが当然!

60~70代になると、平均睡眠時間は6時間前後にまで減るそうです。三島氏は「基礎代謝が減って体がエコ型になるので、短くなると考えられる」といいます。質はというと、「寝入りばなに現れる深い睡眠が減り、中途覚醒しやすくなる」のだそう。つまり、眠りが浅く短くなるということです。

こうした変化が「もしかしたら不眠なのかも」という不安をもたらすのかもしれません。しかし、日中の活動に支障をきたすほどでなければ、心配はご無用。むしろ、心配してさらに眠れなくなるよりも、変化した体をどんなふうに使うかに意識を向けたほうがいいようです。

中高年に効果的なコンパクト睡眠で、毎日を充実したものに

歳をとると若い頃とは体力が違うわけですから、外出を減らしたり昼寝の時間が延びたりと生活に変化が起こるのは、当然と言えば当然ですね。

そんななか、不眠に悩む中高年の人ほど陥りがちなのが、昼寝をしすぎたり、長い時間寝床にいること。疲れやすかったり熟睡感を得られなかったりするぶん、横になる時間を増やそうと思うのかもしれません。しかし、このやり方だと不眠を解消するどころか、結局夜に眠れないなんてことになりかねません。

それよりも、日中できるだけ起きているようにして、寝床にいる時間はコンパクトに抑えるのがおススメだそうです。つまり、中高年の方にとっては遅寝・早起きにしたほうが快眠できるとのことです。

中高年のみなさん、無理をしない程度に日中の活動を充実させてみてはいかがですか?

photo by Gareth Williams

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