「夢を見るのはレム睡眠のときだけ」――それは間違いです!

Medical 2015年06月11日(木)

「夢を見るのはレム睡眠のときだけ」――それは間違いです!

photo by pixabay

誰でも睡眠中には良い夢を見たいですよね。嫌な夢を見た日の寝起きの悪さといったらありません。良い夢を見るためには、まず夢を見ているときの状態を把握しましょう。それをもとに良い夢を見る習慣作りを目指してみましょう。

夢を見るのはレム睡眠時だけ?

睡眠には、レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)と2種類があります。一般的に、これまで夢を見るのは「レム睡眠のときだけ」と言われてきました。みなさんも一度は、この説を聞いたことがあるのではないでしょうか。

でも、実はそうではないという説が出てきました。ある調査によると、ノンレム睡眠中にも2~6割の被験者が夢を見ていたことがわかっています。ちなみに、レム睡眠中に夢を見た被験者は8割だったそうです。

確かに、レム睡眠時のほうが夢を見る人(または回数)が多いとはいえ、ノンレム睡眠のときでも私たちは夢を見ているということが証明されたというわけです。

夢の質に差がある

夢を覚えているときと覚えていないときがありますよね。やたらと鮮明に、事細かく説明できるぐらいまで覚えている日もあれば、夢を見たような気はするけど、思い出せないという日。

私たちはレム睡眠中に見た夢のほうを思い出すことのほうが、より多いのだそうです。特に、鮮明に思い出せる夢を見るのはレム睡眠時が多いと言われています。一方で、ぼんやりとした夢、曖昧な夢はノンレム睡眠のときに見ることが多いのだとか。

なぜ、このように「夢の記憶」に差が生まれるかというと、大脳皮質の活動レベルがレム睡眠時とノンレム睡眠時では異なるから。レム睡眠時のほうが大脳が活発に働いているため、濃密な夢を見ると考えられているのです。

良い夢を見るポイント

夢を見るのであれば、良い夢を見たいですよね。最後に、そのためのポイントを紹介したいと思います。

1つめはストレスを溜めないこと。ストレス過多の状態では睡眠が浅くなったり、睡眠の質が低下しりすると考えられています。良い夢は、質の高い睡眠とセットなのだそうです。

2つめは睡眠不足を避けること。睡眠不足の状態は、ネガティブな情報に対しては過敏に、ポジティブな情報に対しては鈍感になると考えられていて、悪夢を見る原因になりかねないのだそうです。

最後に寝酒をし過ぎないこと。酔った状態での睡眠は悪夢を見やすくなると言われています。良い夢を見るためには、寝酒はほどほどにしておきましょう。

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