腸を整えると睡眠リズムも整う! 腸と睡眠の秘密の関係

Medical 2015年06月07日(日)

腸を整えると睡眠リズムも整う! 腸と睡眠の秘密の関係

photo by rachel CALAMUSA

最近、よく眠れていますか? 眠れていないという人は、運動や生活習慣の見直しなど、すでにいくつもの試みをされているかもしれません。それでもイマイチ改善しないという方は、腸内細菌の状態にも注目してみてください。意外にも腸が睡眠に影響を及ぼしているそうです。

腸内フローラとは?

腸内フローラを知っていますか? 腸内細菌の塊のことで、腸内細菌には、次の3つの種類があります。

  • 善玉菌:体にとって良い働きをする腸内細菌
  • 悪玉菌:異常繁殖すると体にとって悪い働きをする腸内細菌
  • 日和見菌:腸内環境によって、どちらの働きもする腸内細菌

私たちの腸内には、約1,000兆もの腸内細菌がいると言われていて、腸内細菌の重要な役割の1つが必須アミノ酸の生成です

必須アミノ酸を生成するには、大豆や乳製品、肉、魚の摂取が必要と言われていますが、実は、これらを食べるだけで生成されるのではありません。食べ物から摂取した成分に腸内細菌の活動が加わることで必須アミノ酸が作られるのです。

睡眠リズムを整えてくれるメラトニン

必須アミノ酸はメラトニンと深い関係のある成分です。メラトニンとは、脳内ホルモンのひとつで「若返りホルモン」とも呼ばれるホルモン。眠りを誘う効果があると言われています。

メラトニンが分泌されることで、私たちの睡眠リズムは整い、朝もスッキリと目が覚めるように。つまり、メラトニンは睡眠には欠かせないホルモンなのです。

そして、このメラトニンを生成しているのがトリプトファンという必須アミノ酸です。トリプトファンはビタミンの作用を得てセロトニンになり、腸から脳へ到達するとメラトニンに合成されます。

腸内細菌がメラトニンづくりに力を発揮

トリプトファンがメラトニンの前段階であるセロトニンに変化する際、ビタミンの作用が必要となります。そしてこのビタミンを、食べ物から吸収して体内へ送り込んでくれるのが腸内細菌なのです。

つまり、睡眠を促すホルモン、メラトニンを合成するためには、腸内細菌の働きが欠かせないということ。腸内フローラが貧弱な状態だと、必須アミノ酸もビタミンも生成されにくくなってしまいます。

腸内フローラの環境をしっかり整えたうえで、肉や魚などの良質なたんぱく質を摂取すると、メラトニンを作るうえで必要なビタミンの力が高まり、メラトニンの分泌量を増やすことができると言われています。

脳内のメラトニンが増えることで、睡眠のリズムが整いしっかり眠れて、心身ともに健康に一歩近づけるはずです。

photo by rachel CALAMUSA

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