香りと脳の不思議な関係。香りで睡眠障害にアプローチ

Medical 2015年06月01日(月)

香りと脳の不思議な関係。香りで睡眠障害にアプローチ

photo by Nathalie Gramadies

好きな香りに包まれて生活していますか? 「最近、よく眠れない」という方は香りが脳に悪影響をもたらしているからかもしれませんよ。香りをバカにしてはいけません。色々なデータで脳への影響があると言われています。

ストレスと睡眠障害の関係

最近、イライラしていませんか? ストレスは睡眠障害や自律神経失調症など、さまざまな病気の原因になると言われています。実際に、ストレスが増えると、がん細胞などの体内の悪い細胞をやっつけるてくれるNK(ナチュラルキラー)細胞が減ってしまうということがわかっているそうです。

また、あるデータでは、長年連れ添った配偶者が亡くなると、免疫機能を司るリンパ球反応性が低下するとも証明されているのだとか。ストレスを受けることが体に与える悪影響はかなり多いのです。

みなさんは、この厄介なストレスを解消する取り組みを何か行っていますか? 今回はその1つの方法を紹介します。

アロマが効果的

公益社団法人 日本アロマ環境協会が今年3月にシンポジウムで発表した内容によると、アロマテラピーにはストレス軽減の効果があり、呼吸法などのほかの方法と併用することでさらに効果を高めることができるそうです。

それを証明する実験があります。通常のキャリアオイルだけを使ったケアと、そこにラベンダーなどの精油を加えて行うケアを比較したところ、後者のほうが心と体の両方に対して高いリラクゼーション効果を得られたとのこと。

また、介護施設でもアロマテラピーを行ったところ、患者の睡眠時間が長くなったり、目覚めが良くなったりといった効果が得られたとありました。

香りを意識してみよう

人間の脳は、香りの影響を強く受けると言われています。ラベンダー精油の香りを嗅ぐと、リラックスしているときに出るアルファ波が増加し、タバコやカビなどの悪臭を嗅ぐと、それが減少すると言われています。

私たちが毎日使っているシャンプーなどでもその効果を得ることができるそうで、香りの良いシャンプーを使ったほうが寝つきも目覚めも良くなり、睡眠の質が高まったというデータもあるのだとか。

「最近、イライラする」「よく眠れない」という方は、「香り」を意識してみるとよいかもしれませんね。好みの香りのアロマをたいたり、シャンプーを替えてみたり。色々トライしてみましょう!

photo by Nathalie Gramadies

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