睡眠不足が生殖機能に及ぼす影響とは? 意外に深いつながりを解明

Lifestyle 2015年05月27日(水)

睡眠不足が生殖機能に及ぼす影響とは? 意外に深いつながりを解明

仲が良さそうなカップル

睡眠と生殖機能には深いつながりがあることをご存知でしょうか? 不眠の悩みは、実は男女それぞれの生殖機能にまで不穏な影を落とします。

今回は睡眠と生殖機能の関係性を解説し、どうすればきちんと睡眠をとることができるかを考えていきます。

睡眠と生殖機能の関係性について

過度の疲労や、心身の衰弱で、生殖機能は落ちるそうです。睡眠は疲労を回復するためには不可欠ですから、睡眠不足になると生殖機能も低下する可能性が考えられるのです。

また、睡眠が不足することで自律神経のバランスが崩れ、生殖機能が低下するケースもあります。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、このバランスが整っていないと低体温になったりストレス耐性が弱まったりすると言われています。低体温やストレスは、生殖機能を低下させます。

すなわち、十分な睡眠をとり、自律神経を整える必要があるのです。

生殖機能が低下するとどのような事態を招くのか?

生殖機能が低下するということは、男女ともに不妊に悩むということになります。不妊はこれまで女性側の原因ばかりを追究されてきた歴史がありますが、要因はもちろん男性にもあります。それぞれ不妊の原因とは、下記の通りです。

女性の場合は…
・月経不順
・子宮や卵巣の疾患 など

男性の場合は…
・射精機能の低下
・睾丸が極端に小さい など

男性の場合は本人に自覚がないことが多く、問題の早期発見が難しい場合もあります。実際に妊娠を望むような状況になってはじめて、生殖機能の低下に気付くことになります。

長い間不妊治療を行う夫婦がいることからもわかる通り、生殖機能の回復をはかるのには時間がかかるケースも少なくありません。良質な睡眠を確保するなど、日頃から自律神経を整えておくことも対策の一つといえそうです。

生殖機能回復にも有効な、良質な睡眠をとる方策とは?

それでは、生殖機能を維持できるような良質な睡眠をとるにはどのような対応が必要なのでしょうか? 睡眠時間を十分に確保するということに加えて、いくつかポイントがあるので確認してみましょう。

・入眠をアルコールに頼らない
お酒を飲むとぐっすり眠れる、と思っている方も少なくありませんが、アルコールで得る眠りは気絶に似ており、良質な睡眠とはいえません。就寝前のアルコールの摂取は控えましょう。

・眠る環境を整えましょう
仕事から帰ると疲れきってしまい、照明もテレビもつけっぱなしで寝てしまうという方も少なくありません。しかし、光は脳を覚醒させる作用があるものですから、睡眠はどうしても浅いものになってしまいます。消灯し、きちんとベッドや布団で眠る環境を整えて就寝しましょう。

・体温をコントロールする
人は体温が1度下がったタイミングで眠気を感じます。すなわち、就寝直前にお風呂に入ったり、激しい運動をしたりすることは避けた方がよいのです。また、食事をしても体温が上がるので、夕食は就寝の1〜2時間前までに済ませておきましょう。

以上のポイントをおさえて、良質な睡眠を十分にとり、健康を保つことが生殖機能の低下を防ぐ足がかりとなっていきます。

Photo by Nina Matthews

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