爬虫類にレム・ノンレム睡眠はない? 進化の過程から睡眠を考える

Medical 2015年05月18日(月)

爬虫類にレム・ノンレム睡眠はない? 進化の過程から睡眠を考える

草原に横たわる女性たち

犬や猫を飼っている人は、この子たち本当によく寝るなぁと思うことがありますよね。同じ哺乳類でも1日の睡眠時間は全く異なるのに、類が違ったら、睡眠というのはどのぐらい異なるものなのでしょうか? 気になったので調べてみました!

睡眠も進化した

人間はレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)を交互に繰り返しながら眠っています。それでは、人間以外はどうなのでしょうか? 魚類も両生類も爬虫類もすべて同じなのでしょうか?

面白いことに、たとえ微生物であっても昼夜に対応した活動と休息の周期がみられると言われています。そこで今回は、生物の類ごとの睡眠の実態に迫ってみたいと思います。

生物の歴史を見ていくと、微生物にはじまり、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類と進化してきたと考えられています。この間に形態だけでなく、睡眠も共に進化してきたそうです。

レム・ノンレム睡眠があるのは?

レム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返す睡眠をとるのは、恒温性の高等脊椎動物だけと言われています。つまり、哺乳類や鳥類だけで、ほかの生物は異なる睡眠のスタイルをとっています。

爬虫類の睡眠は「中間睡眠」と呼ばれるもので、脳波を計測するとレム・ノンレム睡眠に近いものがあるそうなのですが、はっきりとしたものではないと言われています。

魚類や両生類の睡眠は「原始睡眠」で、覚醒しているときと異なる脳波は計測できないそうです。このように見ていくと、魚類や両生類から爬虫類へと進化する過程で、睡眠も哺乳類や鳥類に近づいているということがよくわかりますね。

ノンレム睡眠が文明を築いた

レム睡眠とノンレム睡眠の役割は正反対で、レム睡眠は大脳を活性化させ、ノンレム睡眠は大脳を休息させるそうです。私たち人類はノンレム睡眠を得たことで、大脳が発達し、現在のような文明を築くことができたと考えられています。

起きているときに脳ミソがフル回転するのは、ノンレム睡眠でしっかりと大脳が休んでいるためと考えられていて、ノンレム睡眠がなければここまで大脳は発達しなかったのだそうです。

睡眠の世界は本当に奥が深いですね。みなさんも、今日は頭が疲れてボーッとしていて働かないなぁというときはしっかり睡眠をとって、ノンレム睡眠中に大脳を休ませてあげましょうね!

Photo by c-reel.com

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