年間3,700人以上が病院へ行く現実――子どもの睡眠障害を考える

Medical 2015年05月13日(水)

年間3,700人以上が病院へ行く現実――子どもの睡眠障害を考える

育ち盛りの子どもたち

今の子どもは昔の子どもよりも外で遊ばなくなって、よく勉強しているなと感じませんか? 実際にそうなのかはわかりませんが、現在、子どもが塾や部活動に追われ、睡眠不足になる、なんていうケースが増えているそうです。その実態に迫ります。

睡眠不足の子どもが増えている

とにかく朝、ちゃんと起きられなかった子ども時代を過ごした人もいるのではないでしょうか。最近の子どもはどうなんだろう、と思って調べてみたところ、朝起きられない子どもが増えているみたいです。

現在はなんと、年間延べ3,700人の子どもが睡眠の悩みを訴え、病院を訪れるそうです。その原因は一体何なのでしょうか。体質の変化? それとも環境の変化? 気になったのでさらに調べてみました。

真面目な子どもほど睡眠不足に?

ある調査によると、大きな原因として考えられるのは「塾」と「部活動」なのだそうです。しかも、皮肉なことに、これらに対して真面目に打ち込めば打ち込むほど、睡眠障害になりやすいのだとか。

私たち大人であれば、「今日はちょっと体がキツイから早めに上がろう」「これは明日にまわそう」などと、過去の経験から調整をすることができますが、真面目な子どもたちは一心不乱に目の前のことに打ち込むため、それによって1日のリズムが乱れてしまうそうです。

学校に行って、放課後は部活動で体を動かして、夜は塾に行って、家で予習・復習をして、翌朝は早くから朝練。こんなスケジュールは大人でも厳しいものがありますよね。

「眠育」で子どもの睡眠を守る!

そこである地域では、子どもの睡眠を守るために「眠育」と呼ばれる活動をはじめているそうです。具体的には、子どもに「睡眠表」をつけさせて、寝た時間と起きた時間を記入することで睡眠のリズムに乱れがないか確認をするのだとか。

確かにこのように可視化すれば、リズムが乱れていることに周囲の大人が気づき、それを指摘することができますし、子どもも「この日は睡眠時間が短かったな」と自覚できますよね。

やはり子どもの睡眠はある程度、大人が主導となって見るべきなのかもしれません。みなさんのお子さんにも「眠育」を取り入れてみてはいかがでしょうか?

Photo by Thiago Marques

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