体内時計調整の鍵は、朝食!

Topics 2015年04月08日(水)

体内時計調整の鍵は、朝食!

和食スタイルの朝食

食事と体内時計は密接な関係にあります。朝食を英語ではBreakfastと呼びます。「Fast」(断食)を「Break」(打ち破る)のです。

一番大切なのは、朝食

前夜の夕食からもっとも飢餓状態の時間が長いのが、朝食です。飢餓状態の時間が長いほど、体内時計の針を合わせる効果は高くなります。夕食には、体内時計の針を調節する作用はほとんどみられません。朝食と昼食との間に食べ物を摂取する(間食)と朝、昼、夜の区別がつかなくなってしまったという動物実験の研究報告もあります。

朝食が体内時計を整える

食事による栄養補給は、身体中にある臓器や、その臓器を作っている細胞の体内時計に刺激を与えて針を調節します。と同時に体内時計の司令塔である、脳内の体内時計の針も合わせます。断食、飢餓、空腹は体内時計の周期を短くするという報告があります。そのため空腹時は、体内時計の針は進みすぎるのです。

朝食は、進みすぎた体内時計の針を正常な時刻にリセットします。食事によって上昇した血糖値を下げるためにすい臓からはインスリンが分泌されますが、インスリンは20種類ほど発見されている時計遺伝子のなかのパーという時計遺伝子の合成を高めます。

体内時計を整えることで、様々な症状も改善!?

こうして糖尿病によって体内時計をはじめとする生体リズムが乱れている人でも、朝食を規則正しく摂取することで、生体リズムは補正されます。コレステロール値が高い人にも同様のことが起こります。糖尿病の人のなかには「昼間に眠くて、だるくてたまらない」とか「夜になかなか眠れない」という悩みを抱える人がいますが、朝食はこうした症状を是正するのです。

朝食は、臓器や細胞の体内時計に直接作用する?

研究によると、食事による体内時計の調節は、脳の司令塔である体内時計を経由しないことが分かりました。全身にバラバラに存在する臓器や、細胞の体内時計に直接作用するとのことです。朝食をはじめとする規則正しい食事が体内時計の調整において重要な役割を果たしていると考えられます。

良い眠りと、起きてからの活発な生活のためには、体内時計を整える食事をおろそかにしてはいけません。

参考書籍
『病気の原因は「眠り」にあった』 宮崎総一郎 滋賀医科大学特任教授 実業之日本社
『眠りと体内時計を科学する』 大塚邦明 東京女子医科大学 名誉教授 春秋社

【提供:武田薬品工業株式会社

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