週末の寝坊で、体内時計が乱れる!?

Topics 2015年04月01日(水)

週末の寝坊で、体内時計が乱れる!?

ベッドであくびをする女性

海外旅行に出かけなくても、日常生活で時差ぼけは起こります。週末の土曜日、日曜日の休日に、夜更かしと朝寝坊をすることで、体内時計は変調をきたし、時差ぼけのような症状を呈するのです。

月曜日の朝は、なぜ起きられないのか

平日は毎朝7時30分に起床して、毎晩12時に就寝する生活を送っているとします。金曜日の夜に「明日は休みだから」と翌日、土曜日の午前2時まで夜更かしをし、次の日に朝寝坊して、起床時間が午前9時30分だったとします。翌日の土曜日も午前2時に就寝して、日曜日の午前9時30分に起床したとします。

睡眠時間は平日と同じ7時間30分です。充分に睡眠時間を確保しているはずなのに、月曜日の午前7時30分に起きようとすると、なかなか起きられない現象が起こります。

「睡眠時間が短かったから起きられなかったんだ」と思いがちですが、実は金曜日と土曜日の就寝時刻がずれたことによる時差ぼけが起きて、体内時計が変調をきたしているのです。

体内時計は、身体の様々な機能とリンクしている

時差ぼけの実感は「なかなか起きられない」「起きても集中力がない」「身体が重い」「その日の夜になかなか眠りにつけない」「胃腸の具合が良くない」などですが、もっと深刻なことが体内では起こっているかもしれません。

体内時計は、脳に司令塔がありますが、身体中の臓器にも細胞にも体内時計は存在しています。例えば、血圧は、1日のなかでも変動します。夜には血圧は低く抑えられ、起床する朝に上昇します。これは、体内時計が働いて、起床する時刻になると血圧が上昇するようになっているためです。

また、朝食を食べる時刻になると、体内時計が働いて胃腸などの消化器官が活発に活動を始めます。そしてすい臓からインスリンが分泌されて、血糖値が上がりすぎるのを抑えます。

すべては体内時計によって、無意識のうちに私たちの身体のなかで起こることです。こうした体内時計による臓器や細胞の活動を、意識して制御することはできません。

体内時計の乱れによる“時差ぼけ”が身体にもたらす負担

時差ぼけの状態のときには、活動する準備が整っていない身体を無理やり働かせ、消化器官が眠っている時間帯に食事をとって、脳が活動状態ではないのに仕事や勉強を始めなければならないのです。

体内時計によってコントロールされている各臓器は、本来なら休んでいて機能できない時間帯に、酷使されることになるのです。この負担が蓄積されていくことになります。こうして、高血圧や糖尿病、ガンなどの病気にかかるリスクも蓄積されていきます。

たかが週末の夜更かしと朝寝坊といえども、それは体内時計に逆らう生活を送ることになります。毎週のように時差ぼけを自分の身体に与えることになるのです。健康のためにも、規則正しい生活を送り、体内時計を整えましょう。

参考文献
『体内時計のふしぎ』 明石真 山口大学時間学研究所教授 光文社

【提供:武田薬品工業株式会社

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