睡眠障害と深い関係が? 「最後の時計遺伝子」が発見された!

Medical 2015年03月30日(月)

睡眠障害と深い関係が? 「最後の時計遺伝子」が発見された!

目が時計代わり

「体内時計が乱れる」という言葉を私たちはよく使います。これは一体、どういう意味なのでしょうか? 日常生活とパターンが異なること? それとも体内に時計があるということ? 今回は、それを解き明かす「時計遺伝子」のお話です。

睡眠障害と深い関係が? 「最後の時計遺伝子」が発見された!

私たち人間は、大半の人が朝起きて、日中は仕事や勉強などの活動を行い、夜になったら眠るという生活を繰り返しています。これは1日=24時間周期に沿った「概日リズム」と呼ばれるものが備わっているからだと考えられています。

概日リズムの乱れは睡眠障害や精神疾患、ガンなどの病気にもつながる恐れがあるそうです。このような重要な機能の1つである概日リズムを司っているのが「時計遺伝子」と考えられています。

ただ、時計遺伝子の全貌はまだ明らかになっていなかったのだそうです。それがついに、2014年の春に「最後の時計遺伝子が発見された」と報告されています。

最後の時計遺伝子「クロノ」

最後の時計遺伝子の名前は「クロノ(Chrono)」。これは哺乳類のみが備えている遺伝子で、昼夜の振幅が大きい概日リズムを示すことが特徴と言われています。また、クロノはストレスにも直接反応するという特性があるそうで、今後は精神機能との関わりなどの研究も進められる予定です。

冒頭にも書いたように時計遺伝子はさまざまな病気とも関連があると考えられているため、医療の現場でも注目されているそうです。ただ「1日のリズムを司る」だけでなく、細胞同士のバランスをとって、活動しやすくしてくれる不可欠な存在と言われています。

夜勤の人は仮眠を!

夜勤をされている方は、概日リズムが乱れやすくなると言われているので注意が必要かもしれません。リズムが乱れると、時計遺伝子から内臓に “休め”という指令が出ても休むことができないため、健康に影響がでると考えられています。

とは言っても、なかなか仕事のスタイルは個人では変えられないものです。夜勤の方たちが概日リズムを乱さずに生活するにはどうしたらよいのでしょうか?

ポイントは合間に仮眠をとることだそうです。たとえ短時間でも暗い部屋で睡眠をとることで、リズムが乱れにくくなると考えられています。

Photo by Fabian

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