昼行性の動物である人間ならではの睡眠リズムについて考える

Lifestyle 2015年02月28日(土)

昼行性の動物である人間ならではの睡眠リズムについて考える

太陽の下で楽しそうに笑う女性

最近では、夜中に起きて活動して日中は寝ているという、いわゆる夜型の人も少なくないかもしれません。しかし、人間はもともと昼間に活動する動物です。そんな私たちの睡眠リズムについて考えてみましょう。

昼行性の睡眠リズム

動物は主に昼間に活動する昼行性のものと夜間に活動する夜行性のものに分けられます。私たち人間は昼行性の動物、という分類になります。生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜を問わず、睡眠・覚醒を繰り返しますが、だんだんと昼行性の睡眠リズムを確立していきます。

ただ、このリズムは1日24時間ではなく、25時間だと考えられています。これは、被験者を太陽光の入らない暗室で生活させたところ、起床や就寝の時刻が少しずつ後ろにずれていくという実験結果から立証されています。

つまり、私たちは太陽光を浴びることで毎日少しずつ、体内時計を調整している、ということなのです。

リズムを司る機能

私たちの体内にはさまざまなリズムを司る機能があります。それがどのようなものか、ここで少し紹介したいと思います。

・成長ホルモン
深い睡眠に入るとたくさん分泌されるホルモンです。文字通り、体の成長を促進する物質で、生後4か月頃から分泌されると言われています。

・メラトニン
暗くなると分泌されるホルモンです。メラトニンが分泌されることでスムーズに寝付くことができると言われています。これは幼児期のうちに最も多く分泌されるそうです。注意点としては、夜間に強い光を浴びると分泌が制御されるという点です。

・体温
一日中一定と思っている方もいるかもしれませんが、体温は変動しています。明け方が一番低く、午後にピークを迎え、夜にまただんだんと下がっていきます。

・セロトニン
神経伝達物質の1つです。起床後に最も活発に分泌され、日中も規則的に分泌されます。軽い運動などによって分泌が活発になると考えられていて、気分を穏やかにする効果があります。

生活習慣を見直してみる

このように私たちの体内では複数のリズムが連動して活動しています。外が明るいうちに活動し、暗くなるにしたがい、リラックスした気持ちで就寝に入るのが基本です。夜更かしをしたり、いい加減な生活をするとこれらが乱れ、体調を崩すこともあるので注意しましょう。

夜型から朝型へ、など急に生活習慣を変えるのは大変かもしれませんが、「朝、太陽の光を浴びる」「日中に軽い運動などで体を動かす」「就寝前に強い光を浴びない」など一つひとつ習慣に取り入れ、徐々に睡眠リズムを整えてみてはいかがでしょうか。

Photo by Mateus Lunardi Dutra

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