レム睡眠が赤ちゃんの脳を育てていた! 脳と睡眠の密接な関係

Medical 2015年02月24日(火)

レム睡眠が赤ちゃんの脳を育てていた! 脳と睡眠の密接な関係

ぐっすり寝ている赤ちゃん

赤ちゃんは本当によく寝ますよね。見ているこっちまで一緒に眠りたくなってしまうぐらい。でも、たくさん眠るのにはちゃんとした理由があります。小さい赤ちゃんの頭の中では工場のように、睡眠によってつくられているものがあるのです。

赤ちゃんの脳はレム睡眠がつくる!

人の睡眠はレム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)が交互に繰り返されています。成人の場合は、この割合がレム睡眠=約2割、ノンレム睡眠=約8割と言われています。

面白いことに、赤ちゃんの頃はこの割合が全く異なるそうです。レム睡眠の割合が圧倒的に高く、胎児の頃でほぼ100%、新生児で約50%だとか。なぜ、赤ちゃんはこんなにもレム睡眠が多いのでしょうか?

その理由は、赤ちゃんの脳を育てるためと考えられています。レム睡眠には脳の神経回路を確立する働きがあるそうで、生まれたばかりの頃は一生懸命、脳を完成させようとしているわけですね。

大脳のオーバーヒートを防ぐ

このように脳と睡眠には密接な関係があります。私たちの大脳は他の生物と比べても特に発達していると言われていて、言葉を使ってコミュニケーションが図れるのも大脳のおかげなのだそうです。

じつは、睡眠を求めているのはこの大脳。高性能な大脳は働き続けているとオーバーヒートしてしまうため、睡眠によって休ませることが必須です。

睡眠をとらずに連続運転を続けていると、頭がボーッとして、ケアレスミスを繰り返してしまうそうです。このような経験は誰にでもありますよね。それを防ぐために必要なものが睡眠というわけです。

脳幹という優れた指揮官

私たちの高性能な大脳には優秀な指揮官がいます。それは脳幹と呼ばれる部位。脳幹の指令によって大脳は眠りにつくと考えられています。頭の中では私たちの知らないうちに、このような役割が自然と実行されているわけですね。

優秀な指揮官・脳幹は大脳が寝ている間も不眠不休で働いているそうです。それは大脳の眠りの状態をコントロールする必要があるためと考えられています。凄いですね、脳幹……。働き過ぎの日本人のようで過労でダメになってしまわないか心配になります。

最後になりますが、眠いと思ったら、それは大脳がオーバーヒートしそうなサインです。無理をせずに、しっかり睡眠をとるようにしましょうね!

Photo by Donnie Ray Jones

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