他人事ではない問題…被災地における睡眠障害の多発を考える

Medical 2015年02月18日(水)

他人事ではない問題…被災地における睡眠障害の多発を考える

睡眠不足に悩む女性

被災地での生活は体験した人にしか語ることのできないものだと思います。だからこそ、その体験談や情報には学ぶべき教訓がたくさん詰まっているはず。今回は、被災地における睡眠について考えたいと思います。

地震大国・日本だからこそ

地震の多い国・日本で生きる私たちにとって、東日本大震災は決して他人事ではありません。いつ自分の住んでいる地域に大地震が起きたとしてもおかしくないでしょう。

私たちが東日本大震災から学ぶべきことや考えるべきことはたくさんあります。その1つは被災者の方たちの生活環境です。宮城県や岩手県の被災者のうちの、実に4割が「睡眠障害の疑い」があるという事実をご存じでしょうか?

厚生労働省の調査によると、さらに不安や抑うつの傾向が見られる方が1割にものぼる自治体があったと言われています。これは地震に対する恐怖が拭えていないということがもちろんあると思いますが、震災後の経済状況の悪化なども関連しているそうです。

睡眠障害を和らげる要素

先日の長野県の震度6の地震の際に、近隣住民が協力して助け合い死者が奇跡的に出なかったというケースからも学べることがたくさんあります。実際に大学の先生の研究によると、「住民同士の絆が深いほど、不安感が抑えられる」というデータがあるそうです。

不安が少ないということは、睡眠障害になる可能性も抑えられると考えられるのではないでしょうか。隣近所との縁が薄いと言われる東京でも、こういったことは意識しておく必要があるのかもしれませんね。

自己判断は禁物!

一般的に、震災後の不眠は時間経過とともに治ると言われています。1つの目安として、「8週間」という期間があるようです。この期間を過ぎてもなお不眠症状が治らない場合は、注意が必要です。

特に持病がある方は自己判断は禁物。糖尿病や高血圧の方は、睡眠不足によって血糖値や血圧が上がるということもあるのだそうです。睡眠不足が深刻化する前に、速やかにお医者さんに相談しましょう。

Photo by lauren rushing

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