加齢とともに睡眠時間が短くなるのは不自然なこと?

Health & Beauty 2015年01月24日(土)

加齢とともに睡眠時間が短くなるのは不自然なこと?

年配の女性

「60代になってから、睡眠時間がどんどん短くなっている……」。こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか? 実際、高齢者の3人に1人が不眠に悩んでいるそうです。睡眠時間が年齢とともに短くなるのは、不自然なことなのでしょうか?

加齢とライフスタイルの変化で、睡眠時間が短くなる!

高齢者の睡眠時間がだんだん短くなるのは自然なことだといわれています。実際、加齢とともに睡眠時間は、どんどん短くなるそうです。60代~70代の平均は6時間、80代になると睡眠時間が6時間を下回ったという研究結果もあります。

では、なぜ高齢になるほど、睡眠時間が短くなるのでしょうか? 人間は基礎代謝が高いほど、よく眠る傾向があるそうです。高齢者は基礎代謝が下がるので、自然に睡眠時間も少なくなるといわれています。

また、高齢になるほど、外出の機会が減って、太陽光を浴びないことも関係しているようです。定年後、朝起きて出勤するということがなくなった途端、睡眠時間が短くなる人たちがいます。これは浴びる太陽光の量が減ったことによって、眠りを誘うメラトニンの分泌が少なくなったせいだそうです。つまり、加齢やライフスタイルの変化によって、睡眠時間が減るのは自然なことだといえます。

翌日に睡眠不足が気にならないなら、『8時間』でなくてもOK!

しかし、「理想の睡眠時間=7~8時間」ということを聞いたことがある人もいるのでは?確かにアメリカの調査では、7時間台の睡眠を取っている人がもっとも長生きしていることがあきらかになっています。

先ほどの調査では、平均して7時間台の睡眠を取っているグループが、もっとも生活習慣病にかかっている割合が少なかったことを示しています。ただし、ある特定の集団の平均値なので、「高齢者はどのぐらい眠ったらいいのか」という睡眠指標を示すものではないそうです。

むしろ、「8時間寝なければ」と気にし過ぎてしまうことで、熟睡感が得られないことの方が問題だといわれています。「なかなか寝付けない」とお悩みの方は、睡眠時間にこだわるのではなく、「眠くなったら、寝よう」とおおらかに構えることも大切なんだそうです。

年齢を重ねても、ぐっすり眠るには?

高齢になると、睡眠時間が短くなるのが自然だということはわかりました。しかし、なかなか寝付けなかったり、夜中にトイレで起きてしまったりといった悩みはどうやって解決したらいいのでしょうか?

寝付きを良くするホルモンであるメラトニンを、しっかりと分泌させることが大切です。まず起きたら、太陽の光をたくさん浴びましょう。メラトニンは光を網膜が感知することで、分泌されるそうです。カーテンを真っ先に開けるのも、効果的でしょう。

1日を部屋のなかで過ごすのではなく、毎日少しでも外出する習慣をつけることをおすすめします。

狂いがちになっていた体内時計(ボディクロック)が太陽光によってリセットされ、夜にぐっすりと眠れるようになるでしょう。

photo by Alex

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