寝酒で熟睡はウソ? あなたの睡眠を見直してみて!

Medical 2015年01月15日(木)

寝酒で熟睡はウソ? あなたの睡眠を見直してみて!

睡眠とアルコールの関係

眠れないと、ついついベッドから起きて、リビングの電気をつけて、テレビの電源も入れて、お酒をちびちび……なんて寝酒を飲んでしまう。確かに、これをすると眠れるのですが、続けても大丈夫なのでしょうか?

寝酒は睡眠に良い? 悪い?

日本人は、世界的に見ても不眠対策とっして寝酒をする人の比率が高いと言われています。寝酒をすると一時的に眠りやすくなるということは確かにあるそうですが、実は睡眠の質を低下させてしまい、さらにはアルコール依存症に陥る危険もあると指摘されています。

お酒を飲むと眠くなりますよね。でも、数時間後に目が覚めてしまったという経験はありませんか? これは、科学的にその理由が証明されています。原因は「アルコールの血中濃度」。時間が経つごとに濃度が低下すると覚醒作用が働いてしまうのだそうです。

結局、お酒を飲まないで眠ったときと比べて睡眠時間も短くなり、睡眠の質も下がるため脳が休まらないといわれています。

アルコール依存症になる危険性も

さらに厄介なことは、アルコールには耐性があるという点です。簡単に言えば、体が慣れてしまい、どんどんアルコールの量を増やしていかないと眠くならなくなるということですね。

すると、眠るためにお酒を飲んでいるのに眠れない→お酒の量が増える→眠れない→お酒の量が増える、という悪循環に突入する危険性があります。

そう、これはもはやアルコール依存症です。

アルコール依存症が悪化すると、飲んでから数時間経つと震え、動悸、焦燥感などの離脱症状が起こり、さらには内臓障害を引き起こすことも考えられます。

また、飲酒をしても一度お酒を口にすると同じ状態に戻ってしまうという恐ろしい病気なのです。

眠りは老化する

このような事態を招かないためにはどうすればよいのでしょうか? まずは寝酒事態をやめることだと専門家は指摘します。大量飲酒が常習化している人の眠りはノンレム(深い)睡眠が少なく、眠りの質が低い–つまり眠りが老化していると考えられます。

寝酒をやめてから眠りのパターンが平常に戻るまでは2、3週間を要すると考えられています。アルコール依存の期間が長かった人は、3、4年は浅い眠りの状態が続くこともあるのだそうです。

いかがでしたか? 寝酒をするのが常習化している人は、今一度、自分の睡眠を見直してみましょう。

Photo by Vinay Deep

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