子どもが「睡眠時ひきつけ」を起こしたら? 対処法を紹介!

Medical 2015年01月04日(日)

子どもが「睡眠時ひきつけ」を起こしたら? 対処法を紹介!

睡眠時のひきつけ

突然の事態にいつも適切な処置ができるとは限りません。ただ、知っているか、知らないかだけで変わることもたくさんあります。今回は、子どもが睡眠時にひきつけを起こした場合の対処方法を紹介したいと思います。

睡眠時ひきつけとは?

子どもが睡眠中にひきつけを起こしたら、どうしたらよいのでしょうか? 慌てたり、パニックになってしまったりして、救急車を呼ぶことしかできなかったという保護者の方も多いかもしれません。

緊急時に適切な処置ができるように、平時のうちにしっかり学んでおきましょう! そもそも、ひきつけとはどのような症状が起こるのでしょうか?

急に全身を突っ張らせて目が吊り上がり、手足をガクガクと震わせながら失神して倒れるという症状がよく報告されています。ただ、子どものひきつけは5分ほどで治まることが多いようです。

この5分という時間を知っているか、知らないかでもだいぶ心持ちが違いますよね。

適切な対処法を紹介

病院でよくみられるのは、保護者の方がひきつけを起こした子どもをパニック状態で抱きかかえて連れてきても、お医者さんの前で受診する頃にはすでに元の状態に戻っているというケースだそうです。

それでは子どもがひきつけを起こしたらどのように対処したらよいのでしょうか。まずは落ち着いて、周囲にお湯の入ったヤカンや石油ストーブなどの危険物、落下物がないか確認しましょう。

次に、服のボタンやウエストのゴムを緩めるなどして、呼吸を楽にしてあげましょう。吐いてしまう場合もあるので、仰向けではなく横向きに寝かせます。

また、ひきつけを起こしたからといって舌を噛むことはほぼないので、口の中にタオルなどは入れないほうがよいそうです。

心配なときは病院へ!

最後に手足などを優しくさすりながら意識と呼吸の確認、痙攣(けいれん)の部位の確認などを行います。だいたいはこの処置を行っているうちにひきつけは治まることが多いようです。

ひきつけには発熱性と非発熱性の2種類があります。38~39度の熱を伴う場合は「熱性痙攣」のため氷まくらなどで頭を冷やしてあげるとよいといわれています。高熱やひきつけが繰り返す場合は、病院へ行きましょう。

「非熱性痙攣」の場合は、激しく泣いているうちにひきつけを起こす「憤怒痙攣」が多いようです。一般的には、4~5歳ぐらいまでに自然と治るといわれているので、上記の対処を行い、翌日などに病院を受診することがすすめられています。

Photo by Ben.Millett

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